喜界島30度

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 常圧蒸留の黒糖焼酎「喜界島」です。和製のラム酒、数年前に値上げもされましたが、島でしか安く造れない(許可が出ない)製品です。
実際、製造方法はラム酒と同じです。
 アメリカから奄美群島が返還された昭和28年(クレオパトラのアルコール28度はこれに因んでいます)、原料に黒砂糖の他、米こうじを使用することを条件にして、焼酎に分類されたと言われています。
 焼酎にこだわった理由ですが、酒税法上の税率が低いという点でしょう。

 奄美大島・喜界島・徳之島・沖永良部島与論島奄美群島で愛飲されてきた焼酎が、高価になるなんてあんまりですもんね。島の文化という観点もあるのでしょう、前述した地域のみ、黒糖で蒸留酒を造っても焼酎扱いと認められているのです。

 さて、そんな「喜界島」ですが・・・
 蔵へ聞いたら、30度がこちらの定番。25度は、関東出荷向けだとのことです。
 マッチする料理としては地元で頂くなら、肴は「ヤギ刺し」が良いそうです。
ヤギですか、刺身ですか。どうなのペーター、ハイジ、教えておじいさん。