<富士山>山頂の「石文字」やっと消えた!! 「禁止」作戦が奏功 /山梨

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<富士山>山頂の「石文字」やっと消えた!! 「禁止」作戦が奏功 /山梨
1月20日16時9分配信 毎日新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080120-00000005-maiall-soci
富士山に登頂した記念に石を並べて字や絵を描く「石文字」。環境省が07年夏、石文字禁止を訴えるポスターを初作製したほか、ボランティアが撤去活動を行った結果、ほとんどなくなったことが分かった。関係者は「今後も引き続き、石文字廃絶に向けて取り組んでいきたい」と話している。【藤野基文】

 石文字は、山頂の歩道脇にある噴火口周辺の斜面に「みか」「ココナッツ」など、石を置いて描いた絵や名前などが数え切れないほど並び、後を絶たなかった。景観を損ねるだけでなく、石を動かすことで周囲に生息するコケ類や地衣類に悪影響を及ぼすことが指摘されていた。

以前の記事

富士山:天空、恥並べ 山頂に石の落書き--環境省「コケ類に悪影響」
毎日新聞 2007年7月13日 東京夕刊

 富士山山頂に登頂の記念で石を並べて字や絵を書く「石文字」が、一帯に生息するコケ類などに悪影響があると指摘されていることが分かった。事態を重視した環境省は石文字禁止を訴えるポスターとチラシを作製。山梨と静岡両県の全山小屋などに配布し、啓発活動に乗り出した。

 山頂の歩道脇にある噴火口周辺の斜面には、「みか」「ココナッツ」など、石を置いて描いた絵や名前などが数え切れないほど並ぶ。山頂は「富士箱根伊豆国立公園」の特別保護地区に指定されており、土石の採取や形状変更は6カ月以下の懲役か50万円以下の罰金の対象となる。

 富士山の植生に詳しい静岡大理学部の増沢武弘教授によると、一帯の砂れきの間には、約20種類のコケ類や地衣類が自生。石を動かすと生息を妨げることにつながるという。

 同省は今夏、「STOP!石文字」と書かれたポスター100部、チラシ約1500部を作製。登山客に石の落書き禁止を呼び掛けている。静岡県などによると、市民ボランティアによる石文字撤去作業も行われているが、空気の薄い山頂での作業は想像以上に困難で、原状回復は無理という。【藤野基文】

 毎日新聞は13日午後、山梨県側の吉田口登山道5合目にある山小屋「佐藤小屋」に「富士山臨時支局」を開設する。「環境」をテーマにした取り組みの一環で、8月5日まで豊かな自然に囲まれた富士山の夏を伝える。

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 同省は07年夏、「STOP!石文字」と書いたポスター(約100部)とチラシ(約1500部)を作製。全山小屋や同省設置のトイレなど登山者の多く集まる場所で掲示・配布し、石文字の禁止を呼びかけた。石文字を崩す作業も06年夏から、静岡県のボランティアや山頂の山小屋関係者らが行ったという。

 同省富士五湖自然保護官事務所(富士吉田市)は「石文字が残っていると、自分も作りたいと軽い気持ちでやってしまう登山者が多い」と指摘し、「なくなったことで後に続く人がいなくなるのでは」と期待している。

=原文そのまま掲載=

 「茶」「サバ」や「ココナッツ」だとか、意味が分かりません。
何を表現していたのでしょう・・・。