日刊アメーバニュース「茨城(いばらき)の“えろいんぴつ”とは何か?」

茨城(いばらき)の“えろいんぴつ”とは何か?
http://news.ameba.jp/special/2008/01/10576.html
1月29日 14時00分

「実は…間違えて音読していた言葉ランキング」
(gooランキング)の1位は
「依存心(いそんしん)」であることが先日分かったが、
面白いのはランキング24位の「茨城」だ。

 県名でありながら、
かなりの人が間違えて音読しているというのは
そうそうないのではないだろうか?

 栃木県を「とちきけん」とは読まないし、
宮城県を「みやきけん」とは読まない。

 なぜ「茨城」だけ「いばらぎ」と間違われているのだろう。

 どうやらそこには茨城特有の“訛り”が関係しているらしい。

 茨城県出身の女性は

「茨城では“い”と“え”を逆に発音してしまうんです。

“色鉛筆”は“えろいんぴつ”。

“インフルエンザ”は“エンフルインザ”。

 笑い話みたいですが、本当なんです。

 そして“水戸”と言っているのに
“みど”と聞こえてしまうような、
語尾が濁音になりやすいところもある。

 その関係で“いばらき”と言っているのに
“いばらぎ”と聞こえてしまい、
勘違いされるといったことがあるのかもしれません。
正しく訛れば“えばらぎ”ですけど」。

 そんなわけだから、
「茨城は“いばらぎ”だろ!“いばらき”は大阪の茨木に決まってるじゃないか」
と知人に諭された経験もあるという。

「茨城出身の自分に注意するくらいですから、
よほど自信があったんでしょうね。
パソコンで“いばらぎ”と入力すると
“茨城”が出るくらいですから、
間違えてる人は多いんでしょうね」とこの女性は苦笑した。

 しかし、茨城を“いばらき”と正しく音読している人で、
大阪の茨木こそ“いばらぎ”だと思っている人も多いという。

 正解はどちらも「いばらき」。

 どちらでもいいだろうと言われがちだそうだが、
さすがに地名は正しく覚えたいものだ。

(原文そのまま)