ゲーム店が赤福販売 四日市で価格上乗せし当日限り

ゲーム店が赤福販売 四日市で価格上乗せし当日限り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080208-00000006-cnc-l24

2月8日12時23分配信 中日新聞

 【三重県】約4カ月ぶりに販売が再開された伊勢市の和菓子「赤福餅(もち)」が7日、四日市市内のゲームショップで価格を上乗せして販売された。店側は「常連客などに配った余りを、客に喜んでもらおうと販売した。ガソリン代などの交通費やスタッフの人件費を合わせるとトントンの値段」と話している。

 店側の説明では、男性店長と女性スタッフの計2人が同日、赤福本店へ午前5時の開店に合わせて足を運び、1箱8個入りの赤福餅70箱を買い求めた。営業再開直後で人気が高まっているため、このうち約20箱を常連客や系列店に配布。残りは店のレジカウンターに並べ、店頭価格より500円高い1200円で販売した。午後8時ごろまでに25箱ほどが売れた。販売はこの日限りで、売れ残った赤福餅はスタッフらが持ち帰るという。

 食品衛生法では、食品製造には許可が必要だが、法が定める以外の食品の販売は、許可などは不要。

 今回のゲームショップでの赤福餅販売についても、県は「食品衛生法上は問題ない」としている。