女高生2人に酒1升提供、「餃子の王将」書類送検へ


3月19日3時0分配信 読売新聞

 未成年の客と知りながら、川崎市の公立高校2年の女子生徒2人(いずれも17歳)に日本酒1升(1・8リットル)以上を提供したとして、神奈川県警中原署は19日、同市中原区の「餃子(ぎょうざ)の王将武蔵小杉店」のアルバイト店員の男子大学生3人(19~22歳)と、同店を経営する「王将フードサービス」(大東(おおひがし)隆行社長、本社・京都市)を風営法違反(未成年者への酒類提供)容疑で横浜地検川崎支部書類送検する。
 調べによると、店員らは2007年12月18日午後9時半から約2時間に、生徒2人に熱かんの日本酒(1本180ミリ・リットル)11本とウーロンハイ(焼酎50ミリ・リットル入り)1杯を提供した疑いが持たれている。

 生徒2人は同店でギョーザ、春巻き、鶏の空揚げ、冷や奴をつまみに飲酒。代金約5100円を支払って店を出た後、約150メートル先の路上で倒れた。警ら中の県警自動車警ら隊員が見つけ、1人は急性アルコール中毒で病院に運ばれた。