7日夕方から雨が強まり、河川の増水などへの警戒


4月7日13時31分配信 産経新聞

 気象庁は7日、同日夕方から8日にかけて東日本の太平洋側を中心に大雨となる所があり、8日は関東地方の沿岸や海上を中心に非常に強い風が吹くと発表。大しけとなるおそれがあり、暴風や高波などに注意するよう呼び掛けた。

 九州付近の低気圧が発達しながら東に進み、8日朝には関東の南海上に達する見込み。上空に寒気を伴い、低気圧周辺では大気の状態が不安定となる。

東日本の太平洋側では、
7日夕方から雨が強まり、
雷を伴って1時間に30~40ミリの激しい雨が降る見込み。

土砂災害や低地の浸水、河川の増水などへの警戒が必要になるという。

 8日12時までの24時間に予想される雨量は、
いずれも多い所で関東、東海で250ミリ、甲信、近畿で120ミリを予想。

また、8日朝以降は低気圧の動きが遅くなるため、
関東では、その後も雨が降り続き、雨量がさらに増える
なお、西日本の強い雨は7日夜までにおおむね終息する見込み。

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4月7日20時11分配信 読売新聞

 発達した低気圧が本州南岸を通過したのに伴い、7日、高知県土佐清水市で1時間に80・5ミリの雨を観測するなど、西日本で激しい雨となった。

 低気圧は8日朝、関東の南海上に達する見通しで、気象庁は東日本沿岸部で激しい雨の恐れがあるとして、土砂災害や河川の増水などに警戒を呼びかけている。

 同庁によると、激しい雨は、東日本の太平洋側で昼ごろまで続くとみられる。8日午後6時までの24時間で予想される雨量は、いずれも多いところで、関東で250ミリ、東海で200ミリとなっている。


4月8日12時1分配信 産経新聞

 関東と東日本は8日、発達した低気圧の影響で大雨や強風による荒れた天気となっている。静岡県網代では瞬間最大風速34・5メートルを観測。埼玉・浦山と静岡・湯ケ島では24時間の雨量が170ミリを超えて、4月としては観測史上最も多くなった。

 この雨と風で、東海道新幹線が熱海-三島間で一時運転を見合わせたほか、在来線でも東海道線が平塚-小田原で運転を取りやめた。海上でも久里浜(神奈川)-金谷(千葉)を結ぶ東京湾フェリーが始発から欠航しているほか、清水(静岡)-土肥(同)間の駿河湾フェリーも第1便から全便で運休・欠航している。

 正午前には羽田空港の滑走路が冠水して滑走路が閉鎖、飛行機の離発着が見合わされた。強風もあって、航空各社あわせて50便以上が欠航を決めている。

 気象庁によると、この荒天は9日朝まで続き、関東では多いところで24時間に120ミリ、伊豆諸島でも60ミリの雨。関東近海は波の高さが6メートルを超えて、大しけとなるところもあるとして注意を呼びかけている。


 気象庁は8日、発達した低気圧の影響で、関東地方で9日朝まで強い風が吹き大雨の降る恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。9日午前6時までの24時間予想雨量は、多い所で関東で120ミリ、東海地方、伊豆諸島で60ミリ。

 東海道沖の低気圧が発達しながら本州南岸を東進し、8日夜には関東の東海上に進む見込み。

 東海地方と伊豆諸島の一部で8日未明に風速約20メートルの強い風が吹いた。関東地方も8日から9日にかけて強い風となり、海上は波の高さが6メートルを超える大しけとなる所がある。

 最大風速は、関東と東海の陸上で20-25メートル、海上は28メートルと予想される。

 降り始めからの総雨量が100ミリを超えている所もあり、気象庁は土砂災害や浸水、河川の増水などへの警戒も必要としている。