ガソリン値下げ 9月は170円台


8月27日18時52分配信 読売新聞

 新日本石油は27日、7月中旬以降の原油価格急落を受けて、ガソリンなど石油製品の卸価格を9月1日から1リットルあたり5・1円下げると発表した。

 ジャパンエナジーも5円程度値下げする方針で、ほかの元売りも追随する。

 石油情報センターが同日発表した全国のレギュラーガソリン平均店頭価格(25日時点、1リットルあたり)は前週(18日)より1・5円安い181・7円で3週連続の値下がりとなり、9月には170円台後半となる見通しとなった。

 新日石の値下げは、暫定税率が失効した4月を除けば06年11月以来1年10か月ぶりで、下げ幅は公表を始めた1990年10月以降で最大となる。ただ、ガソリン価格の高騰で買い控えの動きが広がり、全国のレギュラーガソリン平均店頭価格は8月初めからすでに1リットルあたり3・4円値下がりしている。

 東京・大田区の出光興産系列のガソリンスタンドでは、8月1日のレギュラーガソリン価格は1リットルあたり184円だったが、販売量が激減したため、27日時点は176円まで値下げした。スタンドの経営者は「すでに大幅に値下げしたので、9月の値下げは2~3円にとどめたい」と話しており、値下げ幅は店によってばらつきが出そうだ。


個人の意見

 「値下げ」
なんとも、懐かしい言葉ですね。