コカ・コーラなど飲料大手 不況に強いコーヒーで勝負

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2月20日8時33分配信 フジサンケイ ビジネスアイ

 日本コカ・コーラなど飲料大手各社の2009年の販売計画が19日、出そろった。消費の冷え込みで市場全体は横ばいが見込まれるが、各社とも嗜好性が高く、不況の影響を受けにくい缶コーヒーに注力することで、プラスを見込む強気な計画を打ち出しており、コーヒーをめぐる激しいシェア(市場占有率)争いが繰り広げられそうだ。

 最大手の日本コカ・コーラ09年は、これまで「コカ・コーラ」、缶コーヒー「ジョージア」、ブレンド茶「爽健美茶」、スポーツ飲料「アクエリアス」の4つに絞ってきたコアブランドを、糖分ゼロの「コカ・コーラ ゼロ」、炭酸飲料「ファンタ」を加え6ブランドに拡大。外食を控え家で食事を取る「内食」回帰を踏まえ、ペットボトルの小型化や軽量化を進め、商品イメージの向上を図る考え。「ブランドを広げ、変化する消費者の買い方に合わせた販売をしていく」(ダニエル・セイヤー社長)と意気込みを強調した。

 08年の販売数量は明らかにしていないが、主力の「ジョージア」の伸びが牽引(けんいん)し、前年並みのプラスを維持し過去最高となった。09年も引き続き「ジョージア」への期待が高い。

 これに対し、業界2位のサントリーは販売数量で前年比3%増と過去最高を見込み、中でも缶コーヒー「ボス」やミネラルウオーター「天然水」など主力ブランドを強化する。キリンビバレッジは健康をテーマに微糖・無糖タイプの缶コーヒーを強化し、前年並みを確保する計画。アサヒ飲料も缶コーヒー「ワンダ」を重点分野にすることで7年連続の販売数量の過去最高の更新を目指す。各社ともいかにコーヒー商戦を勝ち残れるがカギになりそうだ。


個人の意見

自分は、コーヒーをあまり好んで飲みません。
眠気覚ましで無茶をしてから、昔ほどは飲まなくなってしまいました。

 朝はご飯&みそ汁ですし、コーヒーを飲むようなタイミングがないのも事実ですけれど・・・。