特大ジョッキ
キリンビールは1日、今年3月に麦芽100%にリニューアル発売した「新・一番搾り」の販売が好調に推移しているのを記念し、東京・台場で感謝イベントを開いた。会場には一番搾りが中ジョッキで100杯入る容量5万ミリリットルの「氷製特大ジョッキ」=写真=が登場した。
あいさつした松沢幸一社長は「発売20年目での改良は大きな挑戦だったが、売れ行きは好調で、念願だったビールの復活につながった」と笑顔で話した。
全面改良後の一番搾りの販売本数は、6月末までに累計4億本(350ミリリットル缶換算)を突破し、1~6月の累計でも前年同期比プラスを確保している。
キリンは、アサヒビールの「スーパードライ」に押され、ビール類の年間課税出荷数量では平成20年まで8年連続でアサヒの後塵(こうじん)を拝しており、一番搾りのてこ入れなどで9年ぶりの首位奪還を目指している。
個人の意見