外来種駆除を目的とした親子釣り大会
8月23日14時1分配信 毎日新聞
佐賀市の佐賀城公園の堀で22日、ブラックバスなどの外来種駆除を目的とした釣り大会が開かれ、親子連れなど約100人が釣りを楽しみながら駆除に協力した。
かつて堀を覆っていたハスを再生させようと、環境団体や地元自治会、研究者らで作るハス再生実行委員会が企画。参加者は通常は釣りが禁止されている南堀と西堀で、エサやルアーを使って外来種のカメや魚を釣り上げていた。
終了後に表彰式があり、釣果の大きさや重量に応じて記念品が贈られた。【姜弘修】
かつて堀を覆っていたハスを再生させようと、環境団体や地元自治会、研究者らで作るハス再生実行委員会が企画。参加者は通常は釣りが禁止されている南堀と西堀で、エサやルアーを使って外来種のカメや魚を釣り上げていた。
終了後に表彰式があり、釣果の大きさや重量に応じて記念品が贈られた。【姜弘修】
8月23日朝刊
【佐賀】佐賀城公園(佐賀市)の名物として親しまれていた堀のハスが、外来種のミシシッピアカミミガメの食害などで失われているのを受け、水生生物を対象とした「外来種駆除大会」が22日、同公園の南堀と西堀で開かれる。
外来種による生態系破壊に警鐘を鳴らすイベントで、同公園の堀にハスを取り戻す活動をするハス再生実行委員会の主催。
釣りによる駆除で、キャッチ・アンド・リリースは禁止。
駆除対象は
駆除対象は
県佐賀土木事務所によると、かつて堀全体に見られたハスは、40年以上前に北堀から姿を消し、西堀でも10年ほど前に消滅。最後に残った南堀も06、07年の2年間で壊滅した。
近年、ハスが減った要因の一つがカメによる食害という。
ハスは水中の茎をかじられると、その部分から水が入り、枯死する。
ハスは水中の茎をかじられると、その部分から水が入り、枯死する。
個人の意見
ミドリガメ=ミシシッピアカミミガメ=を、外来種だと思っていない人もいます。
縁日などで手に入れて「かわいそうだから、放してあげようね」と、川に捨てています。
「自然に帰した=いいことをした」という勘違いがあるのです。
縁日などで手に入れて「かわいそうだから、放してあげようね」と、川に捨てています。
「自然に帰した=いいことをした」という勘違いがあるのです。