美少年酒造:「火の国酒造」で再出発 新商品、海外進出に力 /熊本


10月2日15時0分配信 毎日新聞
 事故米騒動や裏金問題で民事再生法の適用申請をした美少年酒造(城南町)は1日、社名を「火の国酒造」に変更し新しいスタートを切った。重光克昭社長は「新商品開発や海外展開などで5年後に売り上げ25億円を目指す」と意気込みを語った。
 三笠フーズ大阪市)による事故米騒動や同社側との裏金問題で取引先業者からイメージ低下を懸念する声が多かったことが社名変更の理由だという。神屋直邦副社長は「熊本を代表して国際的に通用する名前を選んだ」と述べた。「美少年」ブランドは残す。
 同社によると、08年12月に117あった品目数を9月末までに12に絞り、焼酎やリキュールなどの新商品開発に取り組んでいくという。今月から県産のイモを使った焼酎「赤阿蘇」の販売を始める。重光社長が兼務する重光産業が海外で展開している味千ラーメンでも清酒を販売する。09年9月期の売り上げは約4億円だったが、14年にはピークだった87年の24億300万円を上回る25億円を目標とする。海外で全体売り上げの1割を目指す。
 新経営陣は当初「従業員の雇用はできる限り確保したい」という意向を示していたが、従業員53人全員を面接して25人に絞り込んだ。【遠山和宏】














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 緒方氏、達者にしているだろうか・・・。