ランディーローズよ永遠に。EVA FEST.2010.Randy Rhoads Forever

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 ↑昨年のバナー。

 3月19日(金)、目黒の鹿鳴館「EVA FEST.2010.Randy Rhoads Forever」が開催されたので、観に行ってきました。

 AC/DC来日の興奮冷めやらぬHR/HMファンが来場しており、光る赤い角のカチューシャを着けた人(男)やTシャツ姿の女子が始まる前からステージ前に陣取る状態。
 ここのところ大物の来日が続いているためか、HR/HMファンのボルテージは高めなのでしょうね~。

 一応、2階テラスの床裏部分へ、ダイブ禁止の貼り紙横に“携帯電話の使用、撮影の制限、禁煙、ビデオ禁止”などの注意書きがあり、厳守しようという姿勢でカメラは持っていきませんでしたが・・・まあ、当然のことながら無礼講になりました。カメラのフラッシュも、連灯してました。
 ただ、自分は携帯電話しか持っていませんでしたので、同ブログの掲載画像は最悪ですがご了承下さい。

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● Blood Sabbath/as Black Sabbath
水野王子(BLIZARD,RACIAS)/三谷佳之/田中彰(YOUTHQUAKE)/辻伸介(女子十二楽坊/KINKI-KIDS)
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 お客の入りが甘い時間帯だったので、ちょっと同情。
ボーカルの衣装は、袖に長いフリンジ飾りの付いた、赤のエナメル地っぽい光沢のあるジャンプスーツ。
同バンドは、ステッカーの無料配布、売店でもセンスの良いグッズを販売しており、オーストラリアのゴシックドゥームメタルバンドTHE ETERNALサンプラーも無料配布していました。
 ラストはIRON MAN、PARANOIDというセットリストでした。

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※ 下のEVADEATHは100円Death。

● Skip Rope/as Skid Row
Vo. ダルビッシュRyu(さむらい)/MASA(YOUTHQUAKE)/TADAMITSU(PINK MACHINE)/YUZY/れのお(ex Clear)
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 “縄跳び”って、いうことでしょうかね~? 
 LAに勤務(会社経営? )の広島経由で来日したというバイリンガルなギタリストが緊急参加したらしく、メンバー内にはよそよそしい雰囲気が漂っていました。
 Skid Rowはオネエ様たちがファン層であることは変わりなく、大学生くらいの子どもがいるだろうというオネエ様が身をくねらせフルコーラスで歌いながら狂喜乱舞しておりました。
 色男で半裸(Sebastian Bachだからですね)の若いVoが「音楽の歴史とかよく分からないんで」と恐縮してしまうくらい、前席は熱視線。Skid RowのTシャツを着ていた女性も見かけました。
 ラストはMonkey Business、Youth Gone Wildでした。

Hanoi Secks/as Hanoi Rocks
RAYCHAEL MONROE(Anarchy Bad Ray,ex L.A.69)Shindy McCoy(シンタ,ex Jesus Snatch)/Hanasty suicide(CHIHANA) Sam Yaffamous(WORMS MEAT)/SAELLE(DIRTRUCKS)
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 確かTRAGEDY(白夜のトラジディ)から、演ったんじゃなかったかな~。
 いきなり歌い出しから、Michael Monroeが、そっくり。
クセのあるクネリや振りも完璧(爆)。
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 しかも、このMichael、西日本のイントネーションです(関西圏は、器用な人が多いのでは)。
Andy McCoyを「ナス顔」と言ってました。
 Skid Row以上に「Hanoi Rocks」が好きだという人は多かった様子ですけれど、中盤で「Under My Wheels」を演ったので、イントロで思わず「Alice Cooperの名曲だ」と言ってしまったら「違うわよ」という目で見られました。ハイハイ、自分が古いのね。Motorvatinとか、Don't You Ever Leave Meも演ったと思います。

● Kuroiwa Schenker Group(K.S.G)/as Michael Schenker Group
(She-ja/VOLCANO.佐良土ジュン JUN /NAMM.and more)
Gargoyle,アニメタル,VOLCANO等のHEAVY METAL BANDで常に日本のロックギターで常に最前線に君臨し続ける漢。屍忌蛇率いる「Michael Schenker Groupを完全模写しているバンド」です。
メンバー全員が、なんたらシェンカーと名乗り、黒岩シェンカーは姓+姓だからおかしいということにVoは気づき始めているらしい(笑)。
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ボーカルが締めで放った「自分が意識しているのはゲイリー・バーテンじゃなくて、ロビン・マッコーリーの方ですからね」という一言が会場でウケて「こんなんで反応する客層なんだ~(笑)」なんて喜んでいました。
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 Captain Nemoで始まって、ラストはDOCTOR DOCTORだったと思います。
Kuroiwa Schenkerが「このヒゲは、あとでZakk Wyldeやるので(笑)。あと、このギター(のカラー)は油性マジックです」とバラしていました。

EVADEATH/asOZZY OSBOURNE
EVAKAN(JOLLY PICKLES/WORMS MEAT)/TAIJI(d.p.s,D.T.R)/SHEJA(VOLCANO)/AKIRA(YOUTHQUAKE)/JUN(DUSTAR3)/HIROSHI(8-eit,AURA)

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 バケツ数杯の水かぶり(その都度、バケツ遠投)、何かの臓物(喰い千切って吐き出したり、血の滴る塊をオーディエンスへ投げつけたり)、血しぶき、毒霧、吐血、ドラゴン花火、発煙筒、上着破り、ダブルピース、手拍子しながら彷徨く、ドリンク容器投げ、ドラムソロetc、やれる無茶は全部やっていました(笑)。

 自分はOzzy Osbourneの扮装として、長髪カツラ、黒装束の法衣、丸形フレームのサングラス、Mr.Crowley用に柄の長いディスポーザブルライター(チャッカマンみたいなもの)を用意(目を取り囲む黒のアイラインも入れていましたが、サングラスしたので無意味)。そういう趣味があるわけではなく、すべてRandy Rhoadsの供養です(年数が経過しているので、着用時は心配しましたが何とかなりました。鹿鳴館は座席があるので、着替えしやすく助かります)。
 よく見たら階段下の売店で、明らかにMr.Crowley用と分かるオリジナルライターが販売され、ライターを購入した人に銀色の十字架が手渡されていました(笑)。



 ステージも変化に富んでいて、途中でGtがRandy Rhoads風から、Zakk Wylde風のKuroiwa Schenkerに交替したり、なかなか細かい配慮もうかがえました(Zakkに代わっても、追悼の意を評してRandyコールはせざる得ませんでした)。
 我に返れば、Skid Rowネエさんたちと同じで、年齢を忘れて楽しめていました。

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 最後の曲だといっては終わる度にOne more song(しかもステージ上から逆要求)の大合唱で、SabbathのPARANOIDまで演っちゃってましたから、気づけば大幅に時間超過して、終電ギリギリ。充実した1日でした? 
ともかく・・・
 Randy Rhoadsよ、永遠なれ。




Black Sabbath - Paranoid


追記・・・

 また、やってしまった・・・特別番組を見逃しました。
3月15日の午前2時、チバテレ(千葉テレビ)で「ランディーローズ追悼特別番組」がオンエアされていました。
出演 ケリーローズ、ケリーガルニ、ロニーノース、宮澤佑門、中間英明
Metal Gathering

 再放送は・・・ないか。