「あん!」としゃべる“たい焼き”

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2月15日15時42分配信 +D LifeStyle

 エポック社は2月15日、「サウンド触感!はみ『あん』たい焼き」を発表した。肉球やバナナに続く「やみつきシリーズ」の新製品。話題の“白いたい焼き”を含む4種類を2月20日に発売する。価格は各609円。

 ひれの部分にあるスイッチを押すと、「あん!」という声が流れる、たい焼き型キーチェーン玩具。声の出演は、同シリーズではすっかりおなじみの声優・藤田咲さん。しかも、声と一緒にたい焼きの下腹部から“あんこ”が飛び出すオマケ付き。「あんがはみ出る感じをリアルに再現」(同社)したらしい。

 さらにスイッチを押し続けると、何度かに1回、「シークレットボイス」が再生される。シークレットボイスは、“幼いボイス”や“ツンデレボイス”、“セクシーボイス”など、それぞれのテーマに合わせて2種類入っている。気になるセリフは、「たいやき(あんこ)」が通常ボイスで「むにむにむに~」、「たいやき(カスタード)」は幼いボイスで「押したら出ちゃうよ」、「たいやき(抹茶あんこ)」はツンデレボイスの「甘くなんかないぞ!」、そしてセクシーボイスの「白いたいやき(あんこ)」は、「はみ出ちゃった……」となっている。もう1種類のシークレットボイスについてはヒミツ。ご自分の耳で確認してほしい。

 たいやきのサイズは、85(幅)×150(高さ)×28(厚さ)ミリ。電源にはLR44ボタン電池2個を使用する。


2009年4月6日 毎日新聞社

 たい焼きが誕生して100年。「粉もん」の本場、関西にも昨年から今年にかけ、相次いで変わり種のたい焼きが登場し、新たな旋風を沸き起こしている。

 関西のたい焼きブームの火付け役となったのは「たいやき本舗藤家」(本社・福岡県大牟田市)の「白いたいやき」。生地は白いだけでなく、今までのたい焼きにはない、しっとりモチモチの食感を持っている点が特徴だ。もち~っと伸び、弾力は白玉に近い。小麦粉、卵白に加え、タピオカ粉を使ったからだという。冷めても硬くならず、企業秘密の特製うまみ成分も中に入っているとか。

 その生地で作った皮の中に、一番人気のカスタードのほか黒あん、白あん、キャラメルの4種類のアンコが入る。皮も最近ではバラエティーを増やし、抹茶や黒ゴマ、桜あん、チョコ、豆乳クリームが入ったものなど、色、味ともに多様になっている。価格は1匹130円~150円。昨年4月の上陸以来、テレビや雑誌でも取り上げられるなど人気を集め、08年2月に大阪府寝屋川市に関西1号店をオープンして以来、今年3月までで17店舗となる好調ぶりだ。藤家取締役の藤墳(ふじつか)和伸さん(34)は「正直こんなに増えるとは思わなかった。冷めてもおいしさが持続するよう工夫したことや、もっちりとした食感が良かったのでしょうか」と話す。

 たい焼きは、粉もん文化のメインメニュー「お好み焼き」にも進出している。ファンシーコーポレーション(本社・東京都渋谷区)はアンコの部分に、ベーコン、キャベツ、紅ショウガなどを特製ソースとマヨネーズで味付けした具を入れた「お好み鯛焼き」を開発。ショッピングセンターや同社の路面店「夢ある街のたいやき屋さん」で販売中だ。関西では大阪市平野区に店舗があるという。

 同社製は全てのたい焼きにタイの縁起良さを担いで、皮の表と裏に「昇運」「招福」と文字を入れ、種類はアンコに十勝小豆を使ったこだわりのものや、卵たっぷりのカスタードクリーム、季節限定のものがある。1匹130円~160円。

 庶民のおやつを代表するたい焼き。オーソドックスなものはもちろん、変わり種もパクっとほおばって、ほっこり幸せ気分を味わってはどうだろうか。 【進藤郁美】










個人の意見

 子どもの頃に食べた“たいやきくん”は、モチモチしてなかった気がするんだけれど、最早思い出せない。