ブログ拝見「財団法人日本釣振興会 埼玉県支部」

 財団法人日本釣振興会 埼玉県支部のブログに興味深い記事があったので、ご紹介致します。


2006-03-03 09:11:22 | 事務局だより

第13回荒川太郎右衛門地区自然再生協議会が、1月28日(土)に埼玉会館で開かれ、この程会議の議事録が発表されました。
 今までの経過報告をしますと、ほぼ流水+止水環境案で固まりつつあります。
 これは、荒川本川と川田谷沼をつなげて、調節池化をも考える計画です。
 創出する流水環境は、現在の太郎右衛門地区周辺の荒川本川では消失した蛇行形状の河川となり、流量は荒川本川の自流を目安として、10立方メ-トル/秒。
 現在の川田谷沼では多くの釣り人がへら鮒釣りを楽しんでおりますが、流水環境になることによりへら鮒釣り場の消失が心配されます。
 従来の止水環境案では、
富栄養化が生じやすい等、水質の維持が課題となる。
ブラックバスやブル-ギル等の止水域を好む害魚が生息しやすい。
 反面、新たな流水+止水環境案では、早瀬、淵等の多様な環境が形成されることにより、魚類や底生動物の種数及び個体数の増加が期待できるとしています。
 しかし、流水環境になるとへら鮒釣りはもとより釣りそのものが成り立たなくなる可能性があります。
魚類の種数及び個体数が増えると言われても、それらは釣りの対象魚と言えるでしょうか。

 そうであれば、新たに釣りを楽しむ為の止水環境の創出をお願いする必要があると思います。

 外来の魚は言うに及ばず、養殖した魚を放流したり、釣ったりすることは自然ではないという風潮となると、今の釣りは成り立たなくなり、管理釣り場や釣り堀でしか釣りができなくなるでしょう。

 荒川第一調節池彩湖)、第四調節池(荒川太郎右衛門地区)、その他荒川流域に3ヶ所、計5ヶ所の調節池の計画があります。

 荒川流域に豊かな自然が創出されていくのに、逆に釣り場はどんどん消失していく可能性があります。

特にへら鮒釣りはそうかも知れません。

釣りができない環境に自然と追いやられてしまうことは、釣り禁止と同じことなのです。
 今後荒川流域から釣り場が消失する事のないようあらゆる面で努力してまいりたいと思います。


●1年前の記事から・・・。

事務局便り 6月10日(水)
2009-06-10 18:21:18 | 事務局だより

6月28日(日)に実施予定の新河岸川・びん沼川環境浄化運動の連絡会議が、本日午後2時より川越県土整備事務所の会議室で開かれ、高橋悦男理事と出席しました。
その後、一部関係者が残り、新河岸川放水路管理に対する要望への対応について話し合いを持ちました。マナ-の悪い釣り人に対して地元住民から苦情が出ているとのことでした。

苦情内容
(1)釣り人のマナ-指導
(2)車の迷惑駐車
(3)ゴミの不法投棄
(4)たき火への注意
(5)猫の餌付けへの注意
(6)民地への大小便等

最悪の場合、釣りが禁止になるかもしれません。
ゴミの持ち帰り等、釣りのル-ルとマナ-をきちんと守り、地元の方々に迷惑を掛けることなく、気持よく釣りができるようお願いします。