旬の魚 アジ


6月26日5時19分配信 時事通信
 梅雨時に旬を迎えるマアジがおいしくなってきた。脂が乗った鮮度の良いものが多く出回るようになり、店頭で人気を集めている。
 マアジは、季節を問わず出回る周年魚だが、6~7月になると「夏の産卵期に備えて身に栄養を蓄え、一段とおいしくなる」と卸会社。産地で厳選された魚は「この時期、脂肪含有量が15パーセント前後あり、秋や冬に取れる魚の2倍以上にもなる」(漁業協同組合JFしまね)と、脂乗りはマグロのトロにも匹敵するほど。
 魚の質は例年通り良いといわれるが、今年は春からの天候不順などが響き、主力産地の九州や山陰での水揚げペースがやや遅れ気味。東京・築地市場中央区)の6月に入ってからの入荷量は日量平均70トンと昨年より1割ほど少ない。
 ただ、梅雨時は消費が落ち込み、流通段階で在庫を抱えることもあるだけに、「今年は入荷がやや少ない分、漁獲直後の新鮮な魚を絶えず店頭に並べられる」(スーパー関係者)と消費者にとっては好都合。首都圏での小売価格は、刺し身用の150グラム以上の中型魚が1匹200円前後とほぼ昨年並み。
 今後は8月にかけて「日本海での漁獲が好調だった昨年並みに推移する」(水産総合研究センター)と予想されているほか、三重県沖でも漁獲が活発化しているため、市場への入荷は増えそうな気配。旬のアジをさらに安く手に入れることができそうだ。

個人の意見

 九十九里名物の地曳網で獲れるジンタアジ(あまり、大きいのは獲れない)は、房総では夏の味覚です。

 最近気になっているのは、マグロは塩で食べよう!の記事で知った“マグロの「さく」全面に塩を振り、一定時間たってから水で洗い、水気を取ってから薄く削ぎ切りにしたり、マグロを刺し身で食べる大きさに切ってから塩と微量の酒をまぶし、あえ物として食べたりする調理法。どちらも「わさびだけでマグロらしいうまさが味わえる」(同)という。(原文そのまま。Copy and Paste)”というもの。

 日本酒と塩の相性がいいのは、升酒の提供方法でご存知の通り。
白身で頂くのが粋だとの話もあるが、あえて天の邪鬼になった気分でマグロの赤身が面白い。
 この仕事がされたマグロを、キンと冷やした清酒に合わせたいですね。