渇望感も煽られる「ハイボール人気で原酒不足」


7月4日16時52分配信 読売新聞
 酒類の人気の二極化が加速している。

 サントリーは、ウイスキーソーダ水で割る「ハイボール」人気で、主力商品のウイスキー「角瓶」が足りなくなる可能性があるとして出荷を制限した。低価格が魅力の「第3のビール」も好調だ。一方、「第3」にのまれた形のビールや発泡酒は低迷が続いている。

 「角瓶」の出荷制限は、1~6月の出荷量が前年同期比7割増に急増し、このままでは熟成に何年もかかる原酒が足りなくなるためだ。ハイボールは、夏が需要の最盛期なだけに、サントリーにとっては「誤算」でもある。

 「第3のビール」は、ビール大手5社の出荷量が27か月連続で前年実績を上回っている。ビールに近い味わいだが、一般的な店頭価格は140円前後と、ビールより70円以上安い。小売り大手のイオンが韓国メーカーと組んで88円の低価格商品を発売するなど、競争は激化している。

 一方、ビール大手5社のビール、発泡酒の出荷量は10か月以上前年実績割れが続いている。

 アサヒビールは「スーパードライ」を氷点下2度程度まで冷やす飲み方を提案し、東京・銀座に期間限定の店を出すなど、「ビール復活」に向けた取り組みを続けている。








個人の意見

 ハイボール向きのウィスキーって、いろいろあるハズなんですが・・・。