LAメタルの人気バンド、ポイズンが20年前の盗作疑惑で訴えられる


リッスンジャパン 10月28日(金)22時2分配信

80年代後半から90年代にかけて活躍したハードロック・バンド、ポイズンがシカゴのロックバンドの元メンバーに「ポイズンの4曲のヒット作の原型は自分たちが書いた曲」と著作権を巡り訴えを起こされた。


今回訴訟を起こしたのはシカゴのバンド“キッド・ロッカー”のメンバー、ビリー・マッカーシー、ジェームス・ストニックの二人で、ポイズンのギタリスト・C.C.デビルをかつてオーディションしたという人物。1984年にデビルが自分たちの曲を耳にし、後にポイズンの楽曲になったと主張している。

今回彼らが「盗作された」と主張しているのは「Talk Dirty To Me」「I Won’t Forget You」「Fallen Angel」「Ride The Wind」といずれも初期の人気曲ばかり。なおキッド・ロッカーは1984年に解散しているという。

ポイズン側は完全否定し、この件に関して弁護士は「もし盗作だと主張するのなら、アルバムが発売された20年以上前に訴えることが出来た筈。今頃になって訴えを起こすのは余りにも不自然だ。エンターテイメントの世界ではしばしば成功したことをネタに、この様な価値の無い訴訟を起こすことがある。」とコメントしている。

なおポイズンのデビュー作『 Look What the Cat Dragged In』(邦題:ポイズン・ダメージ) は1986年に発売、当時400万枚のメガヒットを記録している。

個人の意見

Talk Dirty To Me」


「I Won’t Forget You」


「Fallen Angel」


「Ride The Wind」