J-CASTニュース「自転車保険ようやく充実 「月100円」やコンビニOKも登場」

自転車保険ようやく充実 「月100円」やコンビニOKも登場 : J-CASTニュース http://p.tl/a97b 


通勤や通学に自転車を使う人の増加、また歩道を猛スピードで走り抜けるなどのマナーの悪さが原因で、自転車による交通事故が多発。しかも、最近は歩行者が死傷する大事故が急増している。

そうしたことから、損害保険会社が取り扱う「自転車保険」への注目度がアップ。保障が手厚く、また加入しやすくなってきた。

「100円 自転車プラン」11月1日から本格スタート

自転車保険はようやく充実してきた

2011年5月に開業したばかりのモバイル専業のau損害保険は、開業記念として10月末まで販売している「100円 自転車プラン」を、あまりの反響の多さに11月1日から「定型化」して取り扱う。「死亡後遺障害、400万円」、「個人賠償責任の最大1000万円」の保障はそのままに、保険料の「月々100円」にこだわった。

「100円 自転車プラン」は、そもそも若者や女性をターゲットにした商品で、「アプリ感覚で買える商品設計にした」ことが奏功し、人気を呼んだ。

加入者の約半数が20~30歳代、3分の1が女性。なかでも「子どものために加入する母親が多いです」(au損保)と話す。

入院一時金や入院日額などの保障やより高額な補償を備えたい人には、補償内容を充実した「自転車ワイドプラン」を選べるように品揃えした。

また、三井住友海上火災保険コンビニエンスストア最大手のセブン‐イレブン・ジャパンと提携して、2011年11月中旬から全国のセブンイレブンで「自転車向け保険」を販売する。交通事故によるケガを補償する傷害保険に、他人のモノを壊したり、他人にケガをさせてしまったときに補償する日常生活の賠償特約をセットした。
情報を入力、レジで保険料支払うと手続き終了

保険期間1年の掛け捨て型で、全国1万3589店(8月末時点)のセブンイレブンのマルチコピー機に氏名や住所などの加入に必要な情報を入力し、レジで保険料を支払うだけで加入手続きが完了する。

個人型、夫婦型、家族型の3タイプを用意。保険料はそれぞれ4760円、7000円、1万1720円で、傷害死亡・後遺障害や傷害入院保障、対人・対物損害賠償(日常生活特約)が最大1億円と手厚いのが特徴だ。

警察庁の統計によると、自転車による交通事故は、事故全体が減少傾向にあるにもかかわらず、2010年の自転車の割合は20.9%と4年続けて2割を超えた。

このうちの多くは自動車との接触事故だが、自転車同士や歩行者との事故では、自転車に乗っている側が加害者になるケースが増えている。死傷事故となると5000万円超の賠償金の支払いを命じられることが少なくなくなっていて、それに伴い保険の補償額も高額化してきた。

事故の急増と賠償金が高騰する一方で、自転車専用の「自転車総合保険」は保険料が安いため、損保各社は採算が合わずの販売を中止。一般の交通事故傷害保険や個人賠償責任保険、火災保険など他の保険の特約で自転車事故の補償をカバーしていた。

しかし、自転車保険のニーズの高まりから、従来の保険代理店を通じた販売方法をとらず、インターネットやケータイ、コンビニ、またクレジットカードの保険サービスといった「接点」を活用しながら、対応し始めた。


セブンイレブン、自転車向け保険の取扱いを開始【コラム】 2011/11/16(水) 07:35

  セブン-イレブン・ジャパンは2011年11月15日、全国のセブン-イレブンにて同年11月17日午前10時から「自転車向け保険」の取扱いを開始すると発表した。店舗内に配されている「マルチコピー機」を用いて手続きを行うもので、4つの契約タイプを販売。保険料は1年間単位の支払いで、4760円~1万1720円(【発表リリース、PDF】)。

  今回販売される「自転車向け保険」は三井住友海上火災保険を引受保険会社とするもので、商品の特徴としては「交通事故などによるケガを補償する傷害保険(傷害死亡・後遺障害保険金額400万円、傷害入院保険金日額6000円)に、他人の物を破損したり、他人にケガをさせてしまった時に補償する日常生活賠償特約(日常生活賠償(対人・対物)最高1億円)をセット」したもの。

  保険期間は1年。契約タイプは個人(本人・本人以外)型、夫婦型、家族型の4タイプ。保険料は1年払いで4760円~1万1720円。手続き方法としては、マルチコピー機に住所、氏名などの必要情報を入力の上、レジで保険料を払う事になる。

  なお自転車の保険については、【自転車文化センター】や【日本交通管理技術協会】の説明にあるように、すでに「自転車にかける保険」(厳密にはTSマークに付帯された保険)として「TSマーク付帯保険」の仕組みが整備されている。TSマークは自転車安全整備士による点検、整備を受けた、安全な普通自転車であることを示すものなので、必然的に自転車の点検・整備を受けることになる(TSマーク付帯保険の契約期間は1年で、契約するには「安全な普通自転車である」との確認を受けねばならないから)。

  【「自転車一方通行規制」標識が新設】でも触れている通り、自転車を取り巻く環境は大きく変化しつつある。自分が運転する自転車について、もう一度じっくりと見直す良い機会といえよう。(情報提供:Garbagenews.com)

個人の意見

 自転車に乗る人は、最低でも月100円の保険へ加入して欲しい。
コンビニでも手続きできるんだし。