外来魚釣れる場所教えます 滋賀県が新事業


京都新聞 2月16日(木)22時29分配信
 滋賀県は、琵琶湖でブラックバスブルーギルの産卵場所を釣り人に紹介する「外来魚の釣れる場所教えます」事業を始める。産卵床を守る親魚を釣ってもらうことで外来魚の繁殖を抑えるのが狙い。ホームページで計160カ所を公表する。
 県は2010、11年度に緊急雇用創出特別対策事業を活用し、外来魚の産卵状況を調査。目視による確認で砂浜などをのぞく琵琶湖沿岸の全域で約160カ所の産卵場所を特定した。
 新事業は調査結果を公開することで、産卵場所で釣りをしてもらうのが目的。外来魚は4~8月に産卵し、オスが産卵床を守る性質がある。産卵場所でオスを釣ってもらうことで、卵がほかの魚に食べられたり、人が出入りすることで産卵がしにくくなる環境をつくり出す。
 産卵場所はホームページに掲載するほか、詳しい場所を知りたい希望者にはメールやファクスで紹介するという。県水産課は「調査結果の成果を生かし、産卵期に入る前には公表したい」としている。
 同事業は特別な事業予算を伴わない2012年度の「知恵だし汗かきプロジェクト」に盛り込まれた一つで、通信代などを除くとゼロ予算となる。

最終更新:2月16日(木)23時29分

個人の意見


>産卵場所はホームページに掲載するほか、詳しい場所を知りたい希望者にはメールやファクスで紹介するという。

 これを、釣りガイドのサービスとして考えるべきなのか。