若者の「ビール離れ」を喰いとめる方法

イメージ 1


@DIME 4月25日(水)14時19分配信

 仕事が終わった後に飲む1杯目のビール……これぞ至福の瞬間。しかし、最近はビールを飲まない若者が増えている。一体なぜこのおいしさがわからないのか?と思う方も多いだろう。そんな最近のビール事情について考えてみた。

■外飲みの減少などで「ビール修行」をしない若者たち

 近年言われている「若者のビール離れ」。実際家でお酒を飲む人に「ビール類を飲みますか?」と尋ねてみると、30~40代で「よく飲む」「たまに飲む」人が8割以上いるのに対し、20代では約5割だった。また今年度の新社会人に「自宅で飲むお酒」と「飲食店で飲むお酒」を尋ねたところ、自宅だと「チューハイ・サワー」、飲食店だと「カクテル」がトップ。なぜ今どきの若者はビールが苦手なのか? ちなみに「ビールが嫌いな人の理由」として一番多いのは「苦いから」だった。
 とはいえ、初めてビールを飲んだ時の印象が「とてもおいしい」のはわずか9.4パーセント。つまり、ほとんどの人はおいしくなかったのだ。その後「初めてビールが美味しいと感じた」という意見で多かった「社会人になってからの飲み会」などで勧められるまま飲むうちに「苦い」が「旨い」に変化したのだろう。そう考えると、若い世代がビールを好まないのは、不況などの影響で会社での飲み会が減り「ビール修行」の場が不足しているせいかもしれない。

■ビール修行ならビアガーデンへ

 ビールが嫌いな人に無理強いして飲ませるのはもちろん良くない。しかし一緒に楽しめる機会を作ってあげることで、この先自然にビールが好きになるかもしれない。ちなみに「行ってみたいビールのおいしい場所」トップは「ビアガーデン」。行きたい理由として一番多いのは「雰囲気が好き」という答えだった。そこで「ビアガーデンに行くのは好きですか?」と尋ねてみたところ「好き」と答える若い世代は少なく、男女別だと女性で好む人も少なかった。さらにどちらも「行ったことがない」という割合が高いのだ。つまり行ってみるキッカケさえあれば、ビアガーデンでビールが好きになる可能性もあるのではないか。そこで女性や若い世代を誘ってみるべく、ビアガーデンの情報サイト「東京ビアガーデン情報館」を運営する和田亜希子さんに、オススメのお店情報を伺ってみた。「最近は、ライブなどが楽しめるオシャレなところが増えています。例えば新宿ルミネエストLUMINE garden9のビアガーデン。開放的な空間で、おいしいビールと音楽を楽しんでみては? 関西では大阪のサントリー本社屋上にあるビアガーデンがオススメです。オフィス街のど真ん中にあり、大阪では珍しい落ち着いた雰囲気が楽しめますよ」
 屋外でビールを飲めば節電にもつながる。この夏こそぜひ、ビアガーデンへ!

■調査データの出典元/アイシェア、キリンホールディングス「キリン食生活文化研究所」、M1・F1総研、アサヒビール、gooランキング 

個人の意見

>ビアガーデンの情報サイト「東京ビアガーデン情報館」を運営する和田亜希子さんに、オススメのお店情報を伺ってみた

 笑って許して。