シマノ=自転車販売が好調、釣り具も大幅な増収増益を達成


サーチナ 4月25日(水)17時4分配信
 シマノ <7309> 5260 +270
 主力大証で大幅反発し、4月2日以来の新値追い。2012年12月期の第1四半期(1~3月)決算が大幅増益となったことや通期業績予想の増額修正を好感した。連結営業利益は前年同期比47.1%増の107億6900万円となった。今冬は暖冬傾向が続き小売店での自転車販売が好調に推移した。釣り具も大幅な増収増益を達成した。通期の営業利益予想は従来の350億円から365億円(前期比15.0%増)に上振れた。

 花王 <4452> 2154 +23
 朝安後、プラス転換した。24日発表の2012年12月期(決算期変更による9カ月決算)の連結純利益が前年同期との比較で16%増の600億円見通しとなったことを好感した。年間配当は2円増配の62円とする。化粧品事業でブランド数の絞り込みなど合理化効果が寄与するとしている。

 ボルテージ <3639> 1096 -126
 急落。前日比1割超下落し東証1部値下がり率2位となっている。24日発表の2012年6月期第3四半期(2011年7月~12年3月)の単体決算が2ケタ減益となったことを嫌気している。営業利益5億8700万円(前年同期比14.5%減)、純利益は3億4600万円(同13.3%減)となった。ソーシャルアプリの販売増加により販売手数料が増加したほか、テレビCMの積極出稿で広告宣伝費が増加した。

 中外製薬 <4519> 1466 +21
 反発。24日発表の2012年12月期第1四半期(1~3月)決算で、連結営業利益が166億1500万円(前年同期比6.8%増)となったことを好感した。前期の一時金収入を考慮すると実質2割強の増益。抗インフルエンザ薬「タミフル」の売上高が伸びた。「タミフル」を除く製商品売上高も3.7%増となった。なお、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(MUMSS)は、同社のレーティング「Outperform」、目標株価1700円を継続した。4月24日、2012年12月期1Q決算発表。前年同期比7%の営業増益であり、前年の一時金収入を考慮すれば実質21%の大幅営業増益、ポジティブサプライズだという。MUMSSでは、(1)震災影響のリバウンド(宇都宮工場被災)・新薬売上が本格化してくること、(2)今後のカタリストも豊富なことなどから、「Outperform」を継続するそうだ。

 東京エレクトロン <8035> 4445 +65
 5日ぶりに反発した。2012年3月期連結営業利益が、600億円程度と従来予想を30億円程度上回ったようだと一部で伝えられた。主力の半導体製造装置が苦戦したものの、スマートフォンなどの市場拡大を背景に、昨年末にかけて受注が急回復したとしている。

 ナラサキ産業 <8085> 147 +7
 東証2部市場で上伸し、2月27日以来の年初来高値更新となった。24日発表の2012年3月期の連結業績予想の上方修正を好感した。営業利益は従来予想の10億円から16億円に上振れた。減益予想が一転して前々期比6.8%増益となった。震災後にサプライチェーンが急速に回復したことがプラスになった。経費削減が奏功したほか貸倒費用も減少した。

 フマキラー <4998> 304 -12
 東証2部市場で続落。24日発表の2012年3月期の業績見通しの減額修正や減配が嫌気された。連結経常損益は従来予想3億1000万円の赤字が9億900万円の赤字に拡大した。その前の期は6億3800万円の黒字だった。アルコール消毒液などの衛生対策関連商品について棚卸資産を再評価して評価損を売上原価に追加計上した。商品の売上構成の変動で売上原価が増加した。また、従来「未定」としていた期末一括配当を4円にする。その前の期は10円だった。

 富士通ビー・エス・シー <4793> 742 -4
 ジャスダック市場で4日続落。24日に2012年3月期の通期予想を減額修正した。連結営業利益は従来予想の20億円から16億1900万円(前々期比30.3%減)に下振れした。新分野への参入で戦略的な商談獲得に努めた結果、高原価のプロジェクトが増加、利益率の悪化に繋がったとしている。

 三菱鉛筆 <7976> 1392 +31
 3日ぶり反発。1~3月期の連結営業利益が前年同期比3%増の22億円超となったようだと一部で伝えられた。替え芯式多色ボールペン「スタイルフィット」や、なめらかな書き味のボールペン「ジェットストリーム」など付加価値が高い筆記具の販売が好調だったとしている。

 新日本空調 <1952> 485 +29
 大幅反発。前日比6%超上昇に東証1部の値上がり率20傑入りしている。きょう午前中に、2012年3月期の業績予想を増額修正し好感された。連結経常利益は従来予想16億円から21億円(前々期比2.2倍)に上振れた。グループ全体での原価低減による利益創出と固定費の削減努力の結果としている。期末配当を従来計画の7円50銭から10円に増額した。年間配当は17円50銭とその前の期に比べ2円50銭の増配。(編集担当:佐藤弘)



サーチナ 4月25日(水)15時0分配信
 シマノ <7309> が主力大証で大幅反発し、2日以来の新値追い。2012年12月期の第1四半期(1~3月)決算が大幅増益となったことや通期業績予想の増額修正を好感した。

 連結営業利益は前年同期比47.1%増の107億6900万円となった。今冬は暖冬傾向が続き小売店での自転車販売が好調に推移した。釣り具も大幅な増収増益を達成した。通期の営業利益予想は従来の350億円から365億円(前期比15.0%増)に上振れた。(編集担当:佐藤弘)

個人の意見

>今冬は暖冬傾向が続き小売店での自転車販売が好調に推移した。
>釣り具も大幅な増収増益を達成した

 景気のいい話です。