<セシウム>天然ナマズから基準超検出

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毎日新聞 5月12日(土)14時10分配信
 埼玉県は11日、吉川市の中川で捕獲された天然ナマズの肉から、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。4月の新基準値適用後、県内の農水産物で基準値を超えたのは初めて。県は、利根川水系の中川とその支流を受け持つ埼玉東部漁業協同組合(越谷市)に天然ナマズの捕獲の自粛を要請。流域の吉川市越谷市松伏町を通じて、釣り人らに天然ナマズを食べないよう注意を呼びかける。

 県によると、同組合が県の依頼で1日に中川の新川橋下流で捕獲した天然ナマズ2匹を調べたところ、基準値を超える放射性セシウムが検出された。一方、養殖ナマズは、吉川市の検体が同7・6ベクレル、幸手市春日部市の各1検体が検出限界未満だった。

 吉川市は「なまずの里」として、ナマズ料理による観光振興を進めている。飲食店で提供されるのは養殖ナマズで、天然ナマズは提供されていないという。【木村健二】


毎日新聞 5月12日(土)13時31分配信
 県は11日、吉川市の中川で捕獲された天然ナマズの肉から、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える1キロ当たり130ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。4月の新基準値適用後、県内の農水産物で基準値を超えたのは初めて。県は、利根川水系の中川とその支流を受け持つ埼玉東部漁業協同組合(越谷市)に天然ナマズの捕獲の自粛を要請。流域の吉川市越谷市松伏町を通じて、釣り人らに天然ナマズを食べないよう注意を呼びかける。
 県によると、同組合が県の依頼で1日に中川の新川橋下流で捕獲した天然ナマズ2匹を調べたところ、基準値を超える放射性セシウムが検出された。一方、養殖ナマズは、吉川市の検体が同7・6ベクレル、幸手市春日部市の各1検体が検出限界未満だった。
 吉川市は「なまずの里」として、ナマズ料理による観光振興を進めている。飲食店で提供されるのは養殖ナマズで、天然ナマズは提供されていないという。【木村健二】

5月12日朝刊


個人の意見

 底生性魚が次々と挙げられるなか、さらに魚食魚でもあるナマズが出てこなかったので、何かセシウムの検出されない特徴があるのかな~なんて思っていました。