ニゴロブナ稚魚約120万匹を放流

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京都新聞 6月22日(金)22時59分配信


 滋賀県草津市志那中町のニゴロブナの稚魚が放流された水田で「中干し」の時期を迎え、水が抜かれた田から、体長約2センチに育った稚魚が流れ落ちている。
 同町では5月中旬、計約3万平方メートルの水田に、体長5ミリの稚魚約120万匹を放流。水稲の株が分けつを終えたこの時期、根張りを良くするために一週間ほど田の水を抜く「中干し」が行われる。水抜きとともに稚魚も排水路に流れ落ちる。
 保田彌壽雄(やすお)さん(69)の3600平方メートルの水田では22日朝から水抜きを開始。午後5時ごろにはほぼ流れ落ち、稚魚が一匹また一匹と流下していった。
 餌が豊富な水田で育った稚魚は成長が早く、琵琶湖に戻った際にブラックバスなどに捕食される率が下がるといい、3年後には親魚になる。家でもふなずしを漬けているという保田さんは「南湖でも昔のようにフナがたくさん捕れるようになってほしい」と願いを込めた。

個人の意見
>~体長5ミリの稚魚約120万匹を放流。
>~水抜きとともに稚魚も排水路に流れ落ちる。
>琵琶湖に戻った際に~
>~3年後には親魚になる。

 水田へ放流して、農耕の流れによって湖の魚影を濃くする。
地道だけれど、考えの深い方法だ。