南郷水産センター 初の即売会にぎわう


産経新聞 8月12日(日)7時55分配信

 コイやフナ釣り、アユのつかみ取りなど魚と触れ合えるテーマパーク「県南郷水産センター」大津市黒津)で11日、金魚の即売会が始まった。卓球の球のように丸い形をした「ピンポンパール」など珍しい種類の金魚も販売され、愛好家や家族連れでにぎわっている。12日まで。

 同センターでは毎年、ニシキゴイの即売会を行っているが、「たくさんの種類の金魚も販売してほしい」との声が利用者から寄せられ、開催を決めた。金魚の即売会は昭和41年の開業以来初めて。

 即売会には、「出目金(でめきん)」や「小赤(こあか)」など夏祭りの金魚すくいでおなじみの金魚のほか、出目金の奇形種で目が飛び出て上を向いている「頂天眼(ちょうてんがん)」など計約15種類の金魚が集められた。金魚のほか、メダカやニシキゴイなども販売されている。訪れた人らは、金魚の模様や目の形などをじっくりと眺め、気に入った金魚を購入していた。

 友人と訪れ、頭部の赤色のこぶが特徴の「丹頂」など2種類の金魚を購入した草津市追分町の会社員、左嵜(さざき)克美さん(45)は「同じような模様に見える金魚でもじっくり見ると少し模様が違った。1番愛嬌(あいきょう)のある金魚を買いました」と笑顔で話していた。

 午前9時半から午後5時まで。入場料は一般400円、小学生以下200円(3歳未満無料)。問い合わせは同センター((電)077・546・1153)。

個人の意見

 把握しきれませんが、多くの水産センターや漁協施設では、ヘラブナ釣り場を併設していることが多いみたいですね。