アマチュアと報道された、自称プロの女性画家セシリア・ヒメネスさん


TBS系(JNN) 8月24日(金)10時15分配信
 教会にある古い絵を修復したいというそんな好意が大変な結果を引き起こしてしまいました。

 スペイン北東部の町にある教会の壁に描かれたフレスコ画。19世紀の有名な画家がイエス・キリストを描いたものですが、いたみが激しいため、修復が検討されていました。

 そこで作業をかってでたのが近所に住む80代のこの女性。ところが・・・元の絵とは似ても似つかないものになってしまいました。

Q.誰かに依頼されたのですか?
 「もちろん司祭よ。許可なくなんてやらないわよ。司祭は知ってました!」(修復をした女性)

 5歳から絵を描いていて、個展を開いたこともあると語るこの女性。修復はまだ途中だったと言い張ります。

 「修復を続けようとしたら“ダメダメ触るな!”って言われたわ」(修復をした女性)

 フレスコ画を描いた画家の孫は、変わり果てた画を見て驚きを隠せません。

 「服の部分をやっているうちは良かったけど、顔に手を付けてからおかしくなったんでしょう。彼女は絵をめちゃくちゃにしてしまいました」(画家の孫)

 町役場では来週にも修復の専門家を呼んで、どのようにすれば絵を元に戻せるか調査するということです。(24日11:24)

最終更新:8月24日(金)20時25分


時事通信 8月24日(金)5時33分配信

 【マドリードAFP=時事】スペインでここ数日、北東部ボルハにある教会の柱に描かれていたキリストの油絵の変わり果てた姿が話題を集めている。憂い顔のキリストが天を仰ぐ絵は「修復」後、まるで毛皮を着た猿になったと評判が悪い。
 絵は1910年、ある画家が2時間で描き上げた。劣化が目立っていたが、これを「修復」と称し塗りつぶしてしまったのが既に80歳を超えている自称プロの女性画家セシリア・ヒメネスさん。テレビを通じ、何年もかけて染みを消してきただけで「教会も承知していた」と批判に反論している。
 最初に「修復」を見つけたボルハ市の文化財保護担当者は「こんなむちゃがまかり通っている事実が問題だ」と怒りが収まらない。教会を管理する市は訴訟も検討中だ。
 しかし、ネット上ではゴヤムンクモディリアーニに比して評価する意見もあり、「世界最悪の修復画」として保存を求める署名が拡大。絵に国王や首相の顔を合成した画像も大人気だ。

個人の意見

>この修復を行った本人も、さすがに「これはダメだ!」と気づいたようで、文化事業を担当している市会議員Juan Maria Ojedaさんに連絡をとった。

昨日、夕方のニュースに80代という本人が出ており「私は5歳から描いている。途中でやめさせられた」と怒っていました。


話が変わっていきますね。


 この手のネタは、後から出てくる情報が本当でしょう。

まあ結果として、世界的に有名な壁画になりましたね。