<マイワシ>豊漁で捨てた? 腐敗して悪臭

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毎日新聞 12月15日(土)9時48分配信

 千葉県・九十九里浜沿岸にある白子町の南白亀(なばき)川河口周辺で、砂浜に大量のマイワシが打ち上げられ騒ぎになっている。河口を中心に海岸線約6キロに及び、腐敗して悪臭が漂う所も。町は「今年は豊漁なので、漁師が捨てたのではないか」とみている。

 町や近くの住民によると、大量のイワシが見つかったのは13日朝。河口付近は1匹約20センチのイワシが厚さ30センチ程度の層になり、水面や海岸を埋め尽くした。総量は100トン程度とみられ、肥料用にトラックで運び出す人も現れた。

 地元の漁協関係者によると、水揚げされたばかりのイワシの値段は10日ほど前までは1キロ300円ほどだったが、豊漁のため現在は100円台まで下落。住民の男性は「水揚げしても高く売れないので、漁師が捨ててしまったのだろうか。そうだとすれば、プロがやることではない」と話す。【吉村建二、写真も】


個人の意見

>肥料用にトラックで運び出す人も現れた。


 昔から「干鰯(ほしか)」といって、大変効果的な肥料であることは確か。
かつては夏の地引き網で獲れてしまったお金にならない魚を浜辺に放っておき、乾燥した後に周辺の村民が水田へ入れていた。野良犬が田へ飛び込んで、干鰯を食らうこともあったという。


>プロがやることではない

 イワシの価格が高騰して、ヒラメ釣りのエサに苦労した時もあったのに。