伝統「柴上げ漁」を実演 葵区・麻機遊水地

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伝統「柴上げ漁」を実演 葵区・麻機遊水地

@S[アットエス] 2月10日(日)9時0分配信


 静岡市葵区の麻機遊水地で9日、南中柴上げ漁保存会が地域に伝わる伝統漁法「柴上げ漁」を実演した。大勢の人たちが見守る中、同会メンバーが沈めてあった雑木を引き上げ、沼底にいるフナなどをすくい上げた。
 柴上げ漁は、雑木などの下で冬ごもりする魚の習性を利用した漁法。同会は、昨年9月に沼に雑木を沈め、数日前に周りをすだれで囲んで準備していた。
 メンバーがたもで体長約30センチのフナを捕らえると、見物者から歓声が上がった。引き上げた雑木の中から小魚を探す子どももいた。
 柴上げ漁を初めて見たという主婦五十川直子さん(64)=同区=は、「雑木の下から魚が出てくるのが面白い。地域の伝統を残してほしい」と話した。

個人の意見

>柴上げ漁は、雑木などの下で冬ごもりする魚の習性を利用した漁法

 オダ釣りも同様の習性を利用したものですが、フナも冬ごもりをするんですよね~。
フナの中で、ゲンゴロウブナは低水温に強く活動水温度帯が広いと思われていますが、ここのところの食い渋りは自然の摂理だと言えるでしょう。