日本製スイーツ、世界へ 政府検討

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産経新聞 4月2日(火)7時55分配信

 政府は1日、日本のアニメや伝統文化を海外に売り込む「クールジャパン戦略」の柱の一つとして、海外で日本全国のパティシエらに手作りの洋菓子を披露してもらうフェスティバルを開催する検討に入った。3日に開かれる政府の「クールジャパン推進会議」(議長・稲田朋美クールジャパン戦略担当相)で有識者メンバーらが提案する。


 同会議では日本の代表的な「食」文化として、趣向を凝らした洋菓子やパンもPRできるのではないかとのアイデアが浮上。日本全国のパティシエらが一堂に会し、職人の技を披露するフェスティバルを世界各国で開く方向だ。

 フェスティバルについては、菓子のほか、包装紙や手提げ袋、漢字のロゴの入ったTシャツなど関連グッズもすべて日本製とする方針。「全国菓子大博覧会」のような関連イベントをノウハウも含めてパッケージ化し、そのまま海外に輸出できるかも検討する。

 同会議は、今月中に発表する安倍晋三首相への提言の中に、これら“日本製スイーツ”の海外展開プランを盛り込みたい考えだ。早ければ今秋にも台湾でフェスティバルを開き、東南アジア各国を巡回する構想も描いている。

 同会議の有識者メンバーで評論家の金美齢氏は「日本のスイーツは基本に忠実でいながら海外よりも創意工夫もされている。手先が器用でまじめな日本人の精神を表現するにもぴたりと合う」とフェスティバルの実現に期待を寄せている。

個人の意見

 和菓子の銘店が洋菓子アレンジを研究しているなど、和菓子の技術が活かされているのだ。