妖怪いちご大福
きっかけは、店長の横尾文乃さんが何となく描いたお化けのイラスト。「こんな感じのイチゴ大福はできない?」。職人は首を横に振ったが、試行錯誤するうちに切り込みを入れて顔にするアイデアを思いつき「近所の谷中霊園からやって来た妖怪」というコンセプトができた。社内の評判は「気味が悪い」と散々だったが、今では1日に300個が出る一番の売れ筋だ。1個210円。こしあんとミルクあん、姉妹品の「あんず大福」もある。「手作りなので、この子たち、一個一個表情が違うんです」(横尾さん)【清水健二】
毎日新聞 4月7日(日)15時52分配信
WEDGE 4月9日(火)12時19分配信
はじめまして。こんにちは。「みんなの経済新聞ネットワーク」です。今月からウェッジさんで連載をすることになりました。「みんなの経済新聞ネットワーク」(略してみん経)を初めて知る、という方のために、少しだけ説明をいたします。
みん経は、渋谷を拠点とする「シブヤ経済新聞」
http://www.shibukei.com/
をはじめ、国内外に78箇所(2013年4月9日現在)の編集部があり、それぞれの編集部がその地域のビジネス&カルチャーニュースをネット上で配信しています。
みん経は、渋谷を拠点とする「シブヤ経済新聞」
http://www.shibukei.com/
をはじめ、国内外に78箇所(2013年4月9日現在)の編集部があり、それぞれの編集部がその地域のビジネス&カルチャーニュースをネット上で配信しています。
お客さんに四つ葉のクローバーを配る秋田の運転手さんの話あり
http://akita.keizai.biz/headline/350/
「ラーメンケーキ」がヒットした高崎の洋菓子店の話題あり
http://takasaki.keizai.biz/headline/1888/
記者が毎日、街を歩いて探したネタを配信しています。
http://akita.keizai.biz/headline/350/
「ラーメンケーキ」がヒットした高崎の洋菓子店の話題あり
http://takasaki.keizai.biz/headline/1888/
記者が毎日、街を歩いて探したネタを配信しています。
あなたの街にも、もしかしたらみん経の編集部があるかもしれません。
この連載では、週ごとにテーマを設け、みん経が配信した記事の中から数本をピックアップ。ご紹介していきます。
■かわいい!の声が殺到した「妖怪いちご大福」
今週のテーマは、ご挨拶もかねて「みん経まちのニュース大賞2012」
http://minkei.net/award/result.2013.php
昨年1年間に配信したみん経の記事の中から、「まちのニュース大賞」を選ぶもの。小山薫堂さんが監修した審査委員会で最終ノミネート30本をセレクトし、この中から一般投票を行って大賞を発表しました。
http://minkei.net/award/result.2013.php
昨年1年間に配信したみん経の記事の中から、「まちのニュース大賞」を選ぶもの。小山薫堂さんが監修した審査委員会で最終ノミネート30本をセレクトし、この中から一般投票を行って大賞を発表しました。
みごと大賞に選ばれたのは、上野経済新聞のこちらの記事でした。2012年1月30日の記事です。
* * *
『日暮里の和菓子店が「妖怪いちご大福」-インパクトで勝負』
大福の名前は「妖怪いちご大福」。
あんは、こしあんとミルクあんの2種類。開発した工場長の小山内隆朗さんは「旬のイチゴを使ってインパクトのある商品を考えていたところ、イチゴを挟んだ大福が顔のように見えると思い商品化した。販売を始めたばかりだが、1日100~200個と出足は好調。『かわいい』『気持ち悪いけど面白い』などいろいろな声を頂いている」と話す。
あんは、こしあんとミルクあんの2種類。開発した工場長の小山内隆朗さんは「旬のイチゴを使ってインパクトのある商品を考えていたところ、イチゴを挟んだ大福が顔のように見えると思い商品化した。販売を始めたばかりだが、1日100~200個と出足は好調。『かわいい』『気持ち悪いけど面白い』などいろいろな声を頂いている」と話す。
「購入するのは女性がメーンと思われていたが、意外にも男性の購入が多い」とも。
* * *
なんといっても見た目のかわいらしさとお菓子の名前が秀逸! 目をつける位置によって顔が変わってしまうので意外にも(?)作るのは大変なのだとか。価格は1個210円。このかわいらしい見た目に惹かれた人も多いでしょう。今年も問い合わせが多く、予約注文としている状況だそうです。
ちょっとした工夫で、おなじみの商品がこんなに斬新に生まれ変わる、というところにアイディアのすばらしさを感じます。「江戸うさぎ」では、この後、「妖怪☆水大福」や「芸者さんの美尻」などの商品も企画されました。
みん経ではこんな風に、面白い商品やサービスの記事を取り上げることがよくあります。6位のコチラも、そんな記事です。
■まだまだあるコラボ商品・おもしろ企画
※すでに発売を終了しています。
また、5位にはこんな記事も。
鎌倉で「一日無銭旅行」-お金から離れて一日を楽しむ企画(湘南経済新聞/2012/12/04)
お金を使わない企画なので「経済」活動ではないかもしれませんが、「お金を使うことの意味を考える」という点で優れた企画ですね。
気になった記事はありましたか? 「あなたが知らない街のNews みんなの経済新聞」は毎週火曜日・金曜日に更新します。次回もどうぞお楽しみに!
*転載記事の一部を編集しました。
プレスラボ
個人の意見
「あずきあらい」という妖怪もいるし、ようかんと妖怪は発音が似ているし、和菓子界にまだまだ出そう。