野尻湖で溺れ2人死亡=合宿中の大学生―長野県警


フジテレビ系(FNN) 5月3日(金)19時12分配信
3日夕方、長野・信濃町野尻湖で、大学生2人が湖に落ちた。
消防などによると、午後5時半ごろ、信濃町野尻湖で、「男女2人が湖に飛び込んだまま、出てこない」との通報があった。
消防などが出動して捜索し、およそ30分後、男性と女性が相次いで意識不明の状態で発見され、まもなく病院に搬送された。
駒沢大学の野尻寮によると、2人は駒沢大学吹奏楽部のメンバーで、5日までの日程で合宿中だったという。

最終更新:5月3日(金)19時12分


時事通信 5月3日(金)20時57分配信

 3日午後5時20分ごろ、長野県信濃町野尻湖で、「友達が溺れている」と110番があった。駒沢大3年の矢田拓也さん(20)と同大1年の野呂千賀子さん(18)が救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
 県警長野中央署によると、2人は吹奏楽部のメンバーで、合宿に訪れていた。仲間の話では、2人は野尻湖に浮かぶ琵琶島で水遊びをし、湖に飛び込んだ後、沈んだという。


TBS系(JNN) 5月3日(金)19時25分配信
 長野県・信濃町野尻湖で、部活動の慣例で湖に飛び込んだ東京の駒澤大学の学生2人が死亡しました。

 3日、午後5時過ぎ、「大学生2人が浮いてこない」と警察に通報がありました。

 2人は吹奏楽部に所属する3年の矢田拓也さん(20)と、1年の野呂千賀子さん(18)で、3日夜収容先の病院で死亡が確認されました。2人は合宿に来ていて、慣例で湖に飛び込んだということです。

 「毎年恒例の行事だからと言って、桟橋から飛び込んだと言っていた」(レンタルポート店の従業員)

 「落ちたのではなく、自分で泳いだらしい。まだ泳ぐ人なんて誰もいない」(野尻湖観光汽船 石田和久社長)

 事故当時、気温8度、水温は3度で、警察で学生などから事情を聴いています。(03日20:56)


個人の意見

>2人は野尻湖に浮かぶ琵琶島で水遊び

 地元では、弁天島の方が通りがいい。

 その名の通り、弁天様が祀ってあるのだが、こちらの水神様は極めて女性的で男子の命を奪う(当時はソウギョが放流される前で、水利権を他へ握られることもなく、水質がよく藻が繁茂しており、しかも湧水の影響もあり水温差が大きかったらしい。それで夏に遠泳すると、透明度が高いから浅く見えたり、水温の低い場所で足がつったり藻に絡んだりしたのではないかとも言われている)と囁かれてきた。

 自分が宿泊施設でバイトしていたとき、ここで息子さんを亡くされたご夫婦が故人を偲び、お墓参りの気持ちで毎夏来られていたのを記憶している。


 個人的な余談になるが、その頃に20世紀日本文学の重要な小説家・文芸評論家・伊藤整先生の別荘へおうかがいし、ご家族から先生がお使いになっていた原稿用紙を頂戴したのは、今でも大切な思い出だ。