<台湾でんぷん>違法添加物で横浜市が調査


毎日新聞 6月4日(火)21時54分配信

 横浜市の輸入業者が台湾の業者から輸入したタピオカなどに使うでんぷんに、違法な添加物が含まれている恐れがあることが4日、分かった。横浜市は販売や在庫状況を確認するため業者を調査している。

 台湾では、デザートに使われるタピオカやおでんの練り物のでんぷんに、接着剤などの原料「無水マレイン酸」が添加物として使われていることが判明。食感をよくするためとみられ、台湾当局が回収している。

 厚生労働省横浜市によると、この添加物を含むでんぷんを販売したとして台湾当局が公表した業者の1社から、同市内の輸入業者が1~4月に計約3トンを輸入していた。この添加物が含まれていれば、食品衛生法違反になる。輸入したでんぷんの多くが倉庫や店頭に残っており、業者が自主回収したという。

 無水マレイン酸は食べても直ちに人体への影響はないとされ、同市食品衛生課は「含有量は少ないとみられ健康への影響はないと考えている」としている。【北川仁士、桐野耕一】


個人の意見

>台湾では、デザートに使われるタピオカやおでんの練り物のでんぷんに、接着剤などの原料「無水マレイン酸」が添加物として使われていることが判明。食感をよくするため


注意喚起語: 危険
危険有害性情報:飲み込むと有害(経口)
皮膚に接触すると有毒(経皮)
吸入すると生命に危険(粉じん)
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
重篤な眼の損傷
吸入するとアレルギー、ぜん(喘)息又は呼吸困難を起こすおそれ
アレルギー性皮膚反応を引き起こすおそれ
呼吸器、消化管の障害
肝臓の障害のおそれ
長期又は反復ばく露による呼吸器系、血液系の障害
長期又は反復ばく露による腎臓、肝臓、脾臓の障害のおそれ
水生生物に有害