茅ケ崎でヒョウモンダコ発見


フジテレビ系(FNN) 6月20日(木)19時14分配信


神奈川・茅ケ崎市の漁港で、猛毒を持つヒョウモンダコが見つかった。
海水浴シーズンを前に、茅ケ崎市が注意を呼びかけている。
水族館の水槽を泳ぐ、1匹の小さなタコ。
刺激を受けると、全身にヒョウ柄が浮かび上がる。
フグと同じ種類の猛毒を持つヒョウモンダコ
この危険なタコが12日、神奈川・茅ケ崎市の漁港で見つかった。
強い毒性を持つヒョウモンダコが6月12日、茅ケ崎漁港で発見された。
釣りをしていた人が発見し、すぐに市に通報したという。
通報を受けて駆けつけた茅ケ崎市の職員は、「近場で、ぷかぷか表面に浮いていたのを、網ですくった。少し弱ってはいたが、体に、はっきりと青いリング模様が出ていた」と話した。
近くの水族館に持ち込んだところ、ヒョウモンダコと確認された。
本来は、暖かい南の海に生息するといわれるヒョウモンダコだが、このところ、千葉や神奈川などの沿岸でも相次いで見つかっている。
5月、神奈川・湯河原町の漁港でもヒョウモンダコが見つかっており、藤沢市新江ノ島水族館で展示されている。
関東の海で、ヒョウモンダコが相次いで見つかっていることについて、新江ノ島水族館の崎山直夫飼育技師は「前の冬の水温があまり下がってなかったりすると、暖かい海の生き物が見られる可能性はある」と話した。
本格的な海水浴シーズンを前に、茅ケ崎市では20日、ビーチの入り口などに注意を呼びかけるビラを貼った。
釣りに来た人は「怖いですよね、やっぱり。子どもたちがよく土日とか遊びに来るから。それは心配ですよ」と話した。
茅ケ崎市では、ヒョウモンダコを見つけても、触ったり捕まえたりしないよう呼びかけている。
万が一、かまれてしまった際の対応について、茅ケ崎市職員は「かまれた箇所を口で吸い出すのが最も危険なので、必ず手で押し出すなりして毒を出して、水でよく洗ってから、医療機関にすぐに受診しに行くのが一番」と話した。

最終更新:6月20日(木)19時50分

Fuji News Network

個人の意見

 厄介モンダコ。
 水遊びの季節に向かって、ちょっと不安なモン題です。