「生物多様性アクション大賞」

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京都新聞 1月16日(木)9時49分配信


 湖魚の伝統食作りに取り組む滋賀県草津市の小、中学生のグループ「エコアイディアキッズびわ湖(アイキッズ)」の活動が、本年度の「生物多様性アクション大賞」(同大賞実行委員会主催)を受賞した。
 同大賞実行委は国連生物多様性の10年日本委員会などで作り、全国各地の生物多様性保全や持続可能な利用につながる取り組みを顕彰している。本年度は122組の応募があった。
 アイキッズは2008年にパナソニックの従業員有志や小学校教師らが呼び掛け結成。当初は水環境や生物を調べる活動をメーンに行ってきたが、昨年度からは、琵琶湖で捕ったフナなどを使ってのなれずし作りやホンモロコを養殖する水田での手伝いなど、湖魚の食を通じた環境学習を行っている。漁師を招いて話を聞くなど、琵琶湖に関わる人とのつながりも重視してきた。
 毎回、小、中学生16人が参加。元メンバーの高校生もサポーターとして加わり、湖魚を調理して食べるなどして環境と食との関係を考えてきた。
 メンバーの玉川小6年、堤まいかさん(12)は「湖魚を食べることで、環境の恵みが大切だと体感でき、ごみを捨てたりするのは良くないと分かる。頑張ってきたことが認められてうれしい」と話している。

最終更新:1月16日(木)9時49分


個人の意見

>湖魚の食を通じた環境学

 かつての日常ですが、今はカリキュラムにしないと経験できない時代なのですね。

>「生物多様性アクション大賞」
生物多様性アクション大賞2013 授賞式のご案内 - いきものぐらし
>概要
>「国連生物多様性の10年日本委員会」(UNDB-J)が推進している「MY行動宣言 5つのアクション」を参考に、5つのアクションに即した活動を表彰する「生物多様性アクション大賞」を設置します。本賞は、全国各地で行われている5つのアクションに貢献する団体・個人の取組みを表彰し、積極的な広報を行うことにより、生物多様性の主流化を目指すものです。活動規模の大小を問わず、あらゆるセクターに「生物多様性の自分ごと化」を促し、「国連生物多様性の10年」の広報・教育・ 普及啓発(CEPA)活動の一つとして、またCOP10で採択された「愛知目標」達成の一助として実施します。
> 具体的には、全国各地で行われている生物多様性保全や持続可能な利用につながる活動を募り、「たべよう部門」、「ふれよう部門」、「つたえよう部門」、「まもろう部門」、「えらぼう部門」の5部門で「優秀賞」を選定し、さらに「優秀賞」の中から「大賞」を選定します。