相模川のアユ調理教室


カナロコ by 神奈川新聞 1月20日(月)9時30分配信


 相模川のアユ料理を多くの人に知ってもらおうと、相模川水系を守る会(代表・木藤照雄相模川漁業協同組合連合会代表理事会長)は18日、厚木市三田の睦合北公民館で、相模川の天然アユを使った料理教室を開いた。昨年夏に捕まえて冷凍しておいたアユ約150匹を使い、主婦ら16人が塩焼きとアユのおかゆ、塩いりの作り方を学んだ。

 料理教室は水産庁交付金を使った事業。木藤代表が「相模川の大きな財産であるアユを食べて、川に関わる文化を後世に伝えたい」と趣旨を説明した。

 相模川第2漁業協同組合の相田稔副組合長が、塩焼きのアユに串を打つこつを説明。「アユの頭を右に腹を手前に持つ。口から串を入れて、胸の黄色い点を目印にして串を外に突き出し、再び尾の方に刺す」などと話した。

 また、水産庁の上田勝彦情報技術企画官がおかゆや塩いりなどを教えた。「アユ釣りの好きなおじからアユをもらうが、塩焼きや天ぷらくらいしか知らなかった」と参加した同市金田の主婦和田幸子さん(64)は「手軽にできそうなおかゆなどを覚えたい」と熱心に学んでいた。

 料理教室は1月26日、2月9、16、23日にも開かれ、参加者を募集している。無料。申し込み、問い合わせは県内水面漁業振興会電話045(212)4016。

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相模川第2漁協の相田稔副組合長(左)からアユの串の打ち方を教えてもらう参加者ら=厚木市三田の睦合北公民館

個人の意見

>昨年夏に捕まえて冷凍しておいたアユ約150匹

 こんな時期にアユ? と驚いたら、冷凍でしたか。