故郷

 生まれ故郷へ帰省。

 親戚回りの合間に立ち寄った、大多喜城
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 6月~の「カケホーダイ」プランへの変更で、スマホへ機種変更したのだが、ガラケーのときには考えられないほど撮影画像の写りがいいねぇ~。
 ブログアップするのに、8割くらい画質を落としたけれど、それでもこんなにちゃんと見えるものな。

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 お盆だと、まだ柏市は青田なのだけれど、同日に従兄弟の家の田んぼは黄金色だった。
大網白里町辺りでは、早稲なのかも知れないが「稲刈り」をしている家もあった。

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 自分が小学生の頃は道幅も狭かったのに、20年くらい前からとてもいい広域農道になった。
小さな村(我が県、最後の村かも知れない)だが、従兄弟の田んぼは広いなぁ。

 そして、その道の傍らに何も変わっていないテビ、スイジがある。
 敷地内に流れる農業用水路のことなのだが、ここで小学低学年の頃は、いろいろな生き物を捕って遊んだ。
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 画像の中央でモジっているのは、小ブナの魚群だ。
 海水浴をした後に、ここでザリガニやドジョウ、畑でカブトムシ、水田でギンヤンマを捕まえた。
帰る頃には、持ってきた飼育ケースがすべていっぱいになったものだ。
 夜にはホタルを捕って、蚊帳の中へ放したりした。

 自分にとって30年前の記憶は、昨日のことのように鮮明ながらも、思わず眼を細めてしまうほどあまりにまばゆい。
 時はとめることができないものだと知りつつも、眼前に広がる稲の青さと穂の黄金色に心を揺さぶられ、帰らざる人生を振り返り、熱く込み上げたノスタルジー青髭の頬を伝い落ちていく。