AC/DCからマルコム・ヤングが脱退 創設時からのギタリスト


シネマトゥデイ 9月25日(木)11時28分配信


 ハードロックバンドAC/DCの創設時メンバーであるギタリストのマルコム・ヤングが、バンドから脱退することがわかった。今年4月に健康上の理由のため、バンド活動を休止していたマルコム。その後も悪い状況が続いているようで、現地時間24日、バンドのオフィシャルサイトにて、「残念ながらマルコムはコンディションの都合により、このバンドには戻りません」と事実上の脱退が発表された。


 AC/DCは、新アルバムのリリースの告知と併せてこのことを報告。12月2日に発売されるアルバム「Rock or Bust」からは、アンガス・ヤングとマルコムのおいであるスティーブ・ヤングがリズムギターとして加わり、今後のツアーにもスティーブが同行するという。そのためこのアルバムは、バンドの41年間の歴史上初めて、マルコムが参加しないアルバムになる。

 今年4月に、脳卒中で倒れたことが報じられたマルコム。その際には、マルコムと親しいクワイヤーボーイズのリーダー、マーク・ゲーブルがラジオで「彼の状態は良くない、極めて危ない状態だ」と漏らし、バンド仲間のブライアン・ジョンソンは「俺たちの仲間が病気で弱っているのは確かだ」とコメントするなど、マルコムはかなり深刻な状況であることが伝えられた。そしてその後AC/DCのオフィシャルサイトでも、「40年間にわたってAC/DCに人生をささげてきた、設立時のメンバーでギタリストのマルコム・ヤングが健康上の理由により、バンド活動を休止することになりました」と声明が出され、同月より休止状態となっていた。

 AC/DCは、これまでに『スクール・オブ・ロック』や『バトルシップ』など数々の映画に楽曲を提供。またRolling Stone誌が選んだ歴史上最も偉大な100組のアーティストの72位に選出されている。(編集部・井本早紀)



BARKS 9月24日(水)23時14分配信


AC/DCが、嬉しい知らせと悲しい知らせを同時に発表した。バンドはこの冬、6年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースし、2015年に世界ツアーを行なうが、病のため活動を休止していたマルコム・ヤングがバンドに戻ることはないという。


15枚目のスタジオ・アルバム『Rock Or Bust』は、バンドの41年の歴史で初めてマルコムなしで作られた作品となる。

水曜日(9月24日)、「残念なことに、病気のため、マルコムはバンドに復帰しません。AC/DCは『Rock Or Bust』をサポートし2015年に世界ツアーを計画しています。『Rock Or Bust』では創立メンバーのアンガスとマルコム・ヤングの甥であるスティーヴ・ヤングがリズム・ギターをプレイしており、彼がツアーに参加します」との声明が発表された。

AC/DCは4月「40年間AC/DCに人生を捧げてきたギタリストで創設メンバーのマルコム・ヤングが、体調が優れないため、バンドの活動を休止するになりました。マルコムは、世界中の大勢の熱狂的なAC/DCファンの果てしない愛とサポートに感謝しています」「このお知らせを踏まえ、AC/DCはこの期間、マルコムと彼の家族のプライバシーを尊重していただけるようお願い申し上げます。バンドは音楽を作り続けていきます」と話していた。

世界31ヶ国でNo.1に輝いた『Black Ice』(2008年)以来となる新作『Rock Or Bust』はブレンダン・オブライエン・プロデュース。北米で12月2日にリリースされる。

Ako Suzuki, London

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