日本酒と健康


東京ウォーカー 10月5日(日)12時0分配信

日本酒は、女性にどのようなイメージを持たれているのだろうか?今回、全国の女性を対象に「日本酒がもたらす豊かさと美と健康」に関する意識調査を実施したところ、約半数が「美容と健康に良い」イメージを持っていることが分かった。

【写真を見る】「酒は百薬の長」!?日本酒について全国の女性が抱くイメージとは?

『養生訓』の中で「酒は百薬の長」と説いた江戸時代の儒学者貝原益軒が、1714年10月5日(正徳4年8月27日)に世を去って、ちょうど300年を迎える。そんななか、白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造は、「日本酒がもたらす豊かさと美と健康」に関する意識調査を全国の20~69歳の女性517人を対象に実施。「日本酒がもたらす美と健康のイメージ」がどんなものか問うと、52.8%が「身体の健康に良いイメージがある」と回答した。

また、49.9%が「精神(こころ)の健康イメージが良い」、46.4%が「美容イメージが良い」と回答。38.9%が「気分転換・リフレッシュ効果」を、41%が「美肌促進効果」を期待して、日本酒を活用していることが明らかになった。ちなみに、多くの人が「今後やってみたい日本酒の活用法」として、お風呂に日本酒を入れる「日本酒湯」を上げるなど、興味深い結果も出た。

一方、「お酒の季節風習」に関する興味の度合いを調べてみると、お屠蘇、甘酒は経験率が50%あるものの、桃花酒、菖蒲酒、夏越しの酒、七夕酒、菊酒、紅葉酒、冬至酒といった季節や祭事を楽しむ酒の飲み方を、現在実践している人はわずか数%ということが分かり、日本人が育んできた豊かさが忘れ去られつつある現状が浮き彫りに。ただ、多くの人が、「古来からある風習を重んずる生活」 「礼儀・作法をわきまえた大人の生活」「日本の風習・行事を取り入れた生活」 「日本の縁起を取り入れた生活」「四季の移り変わりを楽しむ生活」「旬を体感する生活」といった、日本人に根差した生活スタイルに対して、「(飲み物の中で)日本酒が最も合う」と回答。日本人が暮らしの中で豊かさを実感する時に、日本酒が最適だと考えられているのだ。

日本人が育んできた豊かさを取り戻すには、日本酒のある生活シーンが有効であること、また、日本酒は美と健康イメージによる活用が高く、その中でも気分転換や血流がよくなることでの美肌効果に期待している人が多いことも分かった。日本酒はまさに現代の「酒は百薬の長」と考えられているのではないだろうか。【東京ウォーカー

最終更新:10月5日(日)12時0分




RBB TODAY 10月5日(日)13時0分配信

 2014年10月5日は、江戸時代の儒学者貝原益軒の没後300年を迎える。福岡藩の『黒田家譜』を編さんしたことでも知られる貝原益軒は、教育書『養生訓』の中で「酒は百薬の長」と説き、「酒は微酔にのみ、半酣(はんかん)をかぎりとすべし」と酒は適量で飲むことが健康維持につながるとしている。


 貝原益軒没後300年の節目にあたり、このたび、日本酒の白鹿ブランドを展開する辰馬本家酒造が全国の女性517人に対し、『日本酒がもたらす豊かさ、美と健康に関する意識調査』を実施。その結果、「古来からある風習を重んずる生活」や「日本の風習・行事を取り入れた生活」に関して、日本酒の存在が適していると答えた人は7割以上となり、日本人に根差した生活スタイルには日本酒が欠かせないと考えている人が多いことが明らかとなった。

 また、現代社会の中で、「時や季節の経過を楽しむ生活」や「日本古来の風習を取り入れた生活」などを実践している人はわずか1割前後。一方で、そんな生活を実践したいと考えている人は3割から5割にのぼり、日本の風習に興味はあるが実践できていないことがうかがえる。お酒の季節風習に関しては、お屠蘇、花見酒、甘酒、たまご酒は、半数以上に知られているが、そのほか多くの風習は知られていない。一方で、経験率と比べて興味があるとされたものは、桃花酒、七夕酒、冬至酒、夏越しの酒、紅葉酒などが挙げられた。

 そんな日本酒がもたらす印象について、「身体の健康イメージ」(52.8%)、「精神の健康イメージ」(49.9%)、「美容イメージ」(46.4%)という結果となり、アルコール飲料の中ではワインに次いでイメージが高い。日本酒を飲用している人は、「美肌促進効果」(41.0%)、「気分転換・リフレッシュ効果」(38.9%)といったイメージを持っているようだ。

 利便性を追求した現代のライフスタイルの中で、日本古来の風習を楽しみ、本当の豊かさを感じるために、日本酒を取り入れてみてはいかがだろうか。
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個人の意見

 10月ですから、各地で今年の造りが始まったことでしょう。
いい酒が醸されることを、心より祈念しています。