映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』



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 2013年に比べて興行成績が震わなかった2014年のハリウッド。業界は、話題作が続々と公開される今年に、大きな期待をかけている。最も注目されるのは、『STAR WARS:THE FORCE AWAKENS(原題)』J・J・エイブラムスが監督する、このシリーズ最新作は、全世界で30億ドル以上を売り上げるのではないかという大胆な予測もある。もしそのとおりになれば、『アバター』を抜いて、映画史上最高のヒット作となる。



 ほかに、『ジュラシック・ワールド』『ターミネーター:新起動/ジェニシス』そして『マッドマックス 怒りのデス・ロード』シリーズの最新作も公開予定。『ジュラシック~』は14年ぶり、『ターミネーター』は6年ぶり、『マッド・マックス』はなんと30年ぶりのスクリーン復帰だ。ポール・ウォーカーの遺作となる「ワイルド・シリーズ」7作目『ワイルド・スピード SKY MISSION』、またシリーズ完結編となる『ハンガー・ゲーム:モッキング・ジェイPart 2(原題)』『007/スペクター』『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』『ミッション・インポッシブル5(原題)』『テッド2(原題)』も、ヒットが予想される。

 シリーズ物以外で気になるのは、スティーヴン・スピルバーグが久しぶりにトム・ハンクスとコンビを組む、タイトル未定の実話にもとづくスパイ物。冷戦時代を舞台にしたスリラーだそうで、興行成績はもちろんのこと、このコンビだけに、アワードシーズンでの健闘も期待できるかもしれない。実話ものでは、ほかに、ジェイク・ギレンホールジェイソン・クラークが出演する『Everest(原題)』、ロン・ハワード監督、クリス・ヘムスワース主演の『In the Heart of the Sea(原題)』もある。

 ファンタジーのジャンルも充実。昨年『マレフィセント』を大成功させたディズニーは、実写版『シンデレラ』で再び大ヒットを狙う。また、『Pan(原題)』は、ピーター・パンのオリジンストーリー。ヒュー・ジャックマンルーニー・マーラギャレット・ヘドランドらが出演する。

 女性向けでは、バレンタインデーに公開される『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が一大現象を巻き起こしそう。原作は、アメリカで大人の女性に爆発的に売れた三部作の恋愛小説で、過激な性描写を映画でどう描くのかに関心が集まっている。また男性ストリップダンサーが主人公の「マジック・マイク」の続編『マジック・マイクXXL(原題)』にも、女性ファンが集まりそうだ。(文:猿渡由紀)


シネマトゥデイ 1月7日(水)8時0分配信

 伝説的アクションシリーズ最新作『マッドマックス 怒りのデス・ロード』から、トム・ハーディふんする主人公マックスがはりつけにされた姿や、愛車インターセプターではなくバイクを駆る姿を捉えた劇中ビジュアルが公開された。

伝説の男がよみがえる!『マッドマックス 怒りのデス・ロード』フォトギャラリー
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 1979年にメル・ギブソン主演の1作目が公開されて以来、世界中のアクション映画ファンを熱狂させてきた『マッドマックス』シリーズ。前作『マッドマックス/サンダードーム』(1985)から30年ぶりの新作となる『怒りのデス・ロード』では、主人公マックス役をトム・ハーディにバトンタッチ。資源が枯渇し、法も秩序も崩壊した未来世界において、マックスが新たな伝説を刻む姿が描かれる。
『マッドマックス』伝説の男がバイクを駆る!シリーズ最新作の衝撃ビジュアル!


 公開されたビジュアルは、はりつけにされたマックスが凶悪なメイクを施した男に足蹴(あしげ)にされている衝撃的な姿や、改造車の上でマスクをかぶった男と戦いを繰り広げる場面を捉えたもの。さらに、マックスがチューンナップされたバイクで砂漠を駆る姿も写し出されており、前シリーズ同様、二輪と四輪が入り乱れる、ノンストップカーアクションの展開を期待させる。

 メガホンを取るのはシリーズの創始者でもあるジョージ・ミラー監督。またアカデミー賞女優のシャーリーズ・セロンが巨大トラックを操る女ボスを演じており、美しいブロンドを実際に刈り上げた衝撃的なスキンヘッド姿を披露する。(編集部・入倉功一)


個人の意見
 長らく、楽しみに待っていた「MAD MAX4 Fury Road」の公開が決まりました。
ただし・・・。
 今までの映画鑑賞経験から、この邦題に、一抹の不安を禁じ得ません。


=追記=
1月8日 現在
 ※ 下記、コメントに動画が貼れないのでこちらで補足致します。
http://www.youtube.com/watch?v=dM9Z8jDkBWs