再びスポーツようかん。今度はプラス、井村屋「スポーツようかん プラス」

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マイナビニュース 1月30日(金)10時2分配信

 摂取後の血糖値の上昇が緩やかな天然の糖質「パラチノース」。
 このパラチノースは様々な食品に使われているが、今回はスポーツシーンで手軽に食べることを想定して作られた井村屋の「スポーツようかん プラス」を紹介する。

食してみると、味は甘さひかえめのおいしいようかんである。筆者はマラソンが趣味で走りながらよく食べているのだが、縦長の形状でポケットからも取り出しやすく、かなり重宝している。それにしても、「スポーツ」と「ようかん」というユニークなコンセプトがなんとも興味深い。開発部・荻原さんに開発の経緯などを聞いてみた。

――開封の仕方について特長のある製品だと思います。押し出すことで中身が出てくるパッケージを採用した理由を教えてください。

「和菓子が糖質と塩分の補給に優れているところに注目し、スポーツ向けにようかんを商品化したのが 2012年に発売した『スポーツようかん』でした。こちらは非常に評価を頂いた一方で、『味は美味しいけどスポーツシーンでは開けにくい』といった声が多く寄せられました。そこでワンハンドで押せば簡単に出るようにできれば気に入っていただけるはずというアイデアにたどり着いたのが『スポーツようかん プラス』です。

当時は、『縦長商品の中央部を押すと上からようかんが出てくる』といった開封方法はどの社も開発していなかったため、設備機械メーカーと打ち合わせを重ね、テストを繰り返し行いました。条件によってはようかんが出なかったり、逆に意図しない瞬間にようかんが出てしまうなど、パッケージの開発はかなり苦労しました」

――味へのこだわりについてはいかがでしょうか?

「スポーツ用食品では味を犠牲にしている商品は多くあります。しかし、ようかんは日本古来からの伝統食であり、そのおいしい味わいは絶対崩したくないという想いがありました。スポーツで疲れている時だからこそ安心できるおいしい味わいは重要な要素だと思っています。そのため、おいしさを大きく阻害するようなものはなるべく配合したくないと思っていました。そこで様々な糖類の中でお砂糖と同じ二糖類であるパラチノースがあることを知ったんです」

――そこでパラチノースなどの持続性エネルギー糖質を採用したのですね。

「はい。パラチノースはおいしさだけでなく、ゆっくり体に吸収されることから体に負担をかけずに安定的に糖を補給できる砂糖でもあります。そのためスポーツシーンでのコンセプトにぴったりでした。東京オリンピックの開催、また日本の選手が世界で活躍する姿が報じられる中、スポーツに対する注目度が高まっています。スポーツに最も重要な栄要素は糖質と言われており、いかに上手に摂取するかでその選手のパフォーマンスも変わってきます。持続的にゆっくり吸収されるパラチノースは、スポーツシーンにおいても非常に理想的な糖質と考えます」

――ご購入されたお客様の反応についてはいかがでしょうか?

「特にマラソン・自転車・トライアスロンの分野で非常にご評価をいただいています。弊社のお客様相談ルームに頂くお電話も多く、口コミで広がっていることを感じます。最近では、ゴルフや釣りにも使えるのではという引き合いも来ており、非常におもしろいとのご意見を頂いております」

スポーツを愛する人たちのために作られた当商品。興味ある方はぜひ試してみてはいかがだろうか。「スポーツようかん プラス」は井村屋ウェブショップ・ Amazon楽天などで購入できる。価格は 40g(5本入り)で 540円(税込)。


個人の意見

>最近では、ゴルフや釣りにも使えるのではという引き合いも来ており、非常におもしろいとのご意見を頂いております

 エサにって意味じゃない。
確かに釣りとようかんに関わる歴史としては「コイ釣り、フナ釣りに“舟和のいもようかん”が抜群だった」という逸話があるけれどね。