おねだりアオサギ 釣り人に人気
神戸新聞NEXT 5月14日(木)11時17分配信
神戸市須磨区、奥須磨公園の小松池で、1羽のアオサギが静かな人気を呼んでいる。居並ぶ釣り人の脇で、釣果をじっと待つ。けなげさに打たれた?愛好家からフナなどをプレゼントされ、食べる姿が憎めない。
【動画】美味しそうに食べるアオサギ
愛称「サギちゃん」。体長約1メートルの成鳥で性別は不明。同公園の管理事務所によると、姿を見せ始めてから5年はたつという。
【動画】美味しそうに食べるアオサギ
愛称「サギちゃん」。体長約1メートルの成鳥で性別は不明。同公園の管理事務所によると、姿を見せ始めてから5年はたつという。
サギちゃんは早朝から訪れる釣り人らをお出迎えすることも。針にかかって暴れる魚を見ても動じず、お裾分けを待つ。みだりに“おねだり”をしない奥ゆかしさに、ファンが増えているという。
ライバルは“贈り物”の横取りをもくろむほかの鳥や猫。サギちゃんを追いかけ回す子どもたちも苦手だ。近くの広谷義樹さん(71)は「優しい釣り人をだまさず、お裾分けを素直に喜ぶ姿に情がわきます」と笑顔で話した。(笠原次郎)
個人の意見
食物連鎖でいうところの生産者に近い1次2次辺りの消費者で、短期間で成魚になって絶対数の多いものだったら気持ちも分かるけれど、これから大きくなるであろうフナを与えるのは・・・・どうかと思うが。