Motörhead『Lemmy Kilmister』逝去

 天国へ届け、Ace Of Spades




RO69(アールオーロック) 12月29日(火)20時0分配信

12月28日に急死したモーターヘッドレミー・キルミスターメタリカオジー・オズボーンらが追悼している。

レミーは今月70歳になったばかりだったが、26日にがんを発症していると診断され、その2日後にロサンゼルスの自宅で息を引き取った。モーターヘッドフェイスブックでは次のように発表されている。

「これほど伝えにくいことはありませんが……俺たちの屈強で気高い友人のレミーが異常なまでに攻撃的ながんとの短い闘いの末、今日息を引き取りました。レミーはがんにかかっていることを12月26日に知り、自宅で過ごしていました。大好きなテレビ・ゲームをザ・レインボー(レミー宅の近所にある有名なレストラン・バー)から自宅へと持ち込んで、そのゲーム機の前で家族とともに座ったまま亡くなりました。

俺たちの受けたショックと悲しみをどう表わしたらいいのかわかりませんし、それにふさわしい言葉もみつかりません。

この先数日のうちになにかまた発表することになりますが、それまではお願いです、モーターヘッドを大音量で、ホークウインドを大音量で、レミーの音楽を大音量でかけてください。

それから酒を1杯か2杯傾けてください。

レミーのことを友達と語ってください。

自身の人生をここまで活き活きと享受したこの愛すべき素晴らしい男の生き様を祝福しよう。

レミーはまさにそれを望んでいるはずです。


1945-2015

負けるために生まれ、勝つために生きた男」

レミーは1945年にイギリスのスタフォードシア州ストークオントレントで生まれ、マンチェスターでバンド活動を始めた後、ロンドンに出るとジミ・ヘンドリックスのローディを務めるなどして、ホークウインドにベースとヴォーカル担当として加入。しかし1975年、北アメリカをツアー中に薬物不法所持で逮捕され、ホークウインドをクビになると自身のユニットを結成。ホークウインド用に書いていた楽曲名をそのまま流用してバンド名もモーターヘッド命名した。

レミーが「MC5のような速くてささくれだった音」を打ち出したかったと語るモーターヘッドはメタルでもいち早くパンク的感性をそのサウンドに打ち出したバンドとして人気を誇ることになり、その後『オーヴァーキル』、『エース・オブ・スペーズ』、『ノー・スリープ・ティル・ハマースミス』などの代表作を送り出していくことになった。これまでバンドは世界で1500万枚以上のセールスを誇ってきていた。

ここ数年は糖尿や心臓疾患などが頻繁に伝えられながらも、ツアー活動も常に続けていて、今年の夏にもツアーを敢行していた。ただ、ツアーの一部がレミーの体調不良によって中止になったのを受けて、その後の体調のよしあしを訊ねる取材に対しては今月に入って次のように語っていた。

「『もうじき死ぬんですか?』っていう含みを持った質問にはうんざりしてるから。そもそもその話題はもう遅れてるから。俺もう元気だし。ライヴだってしっかりやって、最善を尽くしてるんだからさ」

さまざまなアーティストが次のようにレミーを偲んでいる。

メタリカレミー、俺たちのバンドが今あるのはあなたが大きな理由のひとつだったんだ。あなたから受けたインスピレーションについてはいつまでも感謝します。R.I.P.(ご冥福を)」

オジー・オズボーン「今日、親友のひとり、レミーが亡くなった。レミーの死は悲しく惜しまれることでしょう。レミーは戦士であり伝説だった。あの世で会おう」

デイヴ・ナヴァロ(ジェーンズ・アディクション)「レミーとそのご遺族に平和と愛を!」

デイヴ・ムステイン(メガデス)「さようならレミー。愛してるよ、兄弟」

エディ・トランク(アメリカのラジオDJ、音楽番組司会者)「レムの訃報のことで多数のアーティストから連絡を受けている。1月4日の生放送にはレミーのことを祝福してもらうためにたくさんの人たちに出演してもらうよ。テレビを13年やってきて、午後3時以前の収録は拒否、楽屋にはジャック・ダニエルを揃えるように要求してきたのはこの人だけで、スタジオにはストリップ嬢同伴で登場した。まじすげえ!」

フレッド・ダースト(リンプ・ビズキット)「R.I.P.レミー

ローラ・ジェイン・グレイス(アゲインスト・ミー、旧名トム・ゲーブル)「レミー、安らかにお眠りください」

ディプロ「R.I.P.レミー

フリー(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)「ああ、レミーもついに神秘の世界への入場を許されたようだ。史上最強のロッカーのひとり。とてつもなく個性的で驚異的なベーシスト。俺のヒーロー。すごいよな」

マット・ピンカス(ジャッジ、SONGS代表)「レミーの足跡はそれこそ巨大なものだったよな。誰をもラウド・ミュージックへとそそのかしたんだから」

アイスT「モーターヘッドレミーの悲しい訃報を今知った。R.I.P.みんなで騒いで送ろうぜ」

ベリンダ・カーライル(ザ・ゴーゴーズ)「R.I.P.レミー

トム・アーノルド(コメディアン)「仕事も音楽もレミー・キルミスターほどハードにこなした人はいないし、あれほどおかしくて謙虚な人もいなかったから、悪いけどしばらく人とは会いたくない」

ニッキー・シックス(モトリー・クルー)「あんたがいなくなって、一緒に話せなくなって寂しくなるよ。あんたはいつも、威厳さが毛むくじゃらになったような存在だった。R.I.P.

ジーン・シモンズ(キッス)「レミー:ご冥福をお祈りします、俺の友達に」

ポール・スタンレー(キッス)「レミーが亡くなった。まさに唯一無二の存在。みんなが思っているよりも本当に多くのものを持っていた人。R.I.P.

ギーザー・バトラー(ブラック・サバス)「レミーの訃報を知ってとても悲しい。俺たちは真の、正真正銘の伝説を失ったんだ。R.I.P.

フィル・アンセルモ(パンテラ)「R.I.P.レミー

キング・ダイアモンド「悲しい日。伝説中の伝説、レミーを失った。最敬礼をもってご冥福を友のために祈りたい」

ビル・ワード(元ブラック・サバス)「レミーR.I.P.、いなくなって本当に残念だよ。無数の魂と同様、俺もきみに会えなくなるのを惜しむだろうし、きみを愛しているよ」

RO69(アールオーロック)

最終更新:12月29日(火)20時0分

RO69(アールオーロック)

モーターヘッドのレミー、死去
BARKS 12月29日(火)11時4分配信

にわかには信じがたい、信じたくないことではあるが、モーターヘッドレミー・キルミスター(B)が月曜日(12月28日)、癌のため亡くなったことが発表された。この数年体調不良が続いていたが、今月初めステージにも立ち、12月24日には70歳の誕生日を迎えたばかりだった。

モーターヘッドは、以下のような声明を発表した。

「これを伝えるのは簡単なことではない…我々の最強で偉大な友人、レミーが、とても侵襲性の強い癌との短い闘病の末、本日、亡くなった」

「この衝撃、悲しみを表現することはできない。言葉がない。後日、あらためてコメントする。でも、いまはどうか…大きな音でモーターヘッドをプレイして欲しい。Hawkwindを大きな音で、レミーの音楽を大きな音でプレイしてくれ。そして一杯やってくれ」

レミーは病気のことを12月26日に知らされ、家で、お気に入りのレインボーのゲームをプレイしているときに息を引き取ったようだ。

友人のオジー・オズボーンは、「今日、俺の親友の1人、レミーを失った。寂しくなる。彼は戦士でありレジェンドだった。向こうで会おう」との追悼の言葉を残した。

合掌。

Ako Suzuki


RO69(アールオーロック) 12月29日(火)10時19分配信

モーターヘッドレミー・キルミスターが他界した。12月26日に進行性のがんが判明したばかりだったという。70歳だった。

バンドのfacebookに掲載された追悼声明はこちらから。
https://www.facebook.com/OfficialMotorhead/posts/1107561019276205


Billboard Japan 9月3日(木)16時10分配信
 フロントマン、レミー・キルミスターの健康問題により、モーターヘッドのライブがまたもや途中で終演となった。

 9月1日のオースティン公演にて3曲を終えると、キルミスターはオーディエンスを前に「出来ない」と話し、ステージを離れたという。その後、直ぐに戻ってきた彼は謝罪するとともに、「アメリカでもベストな君たちのためにプレイしたかったのだが、出来ないんだ。だからどうか俺の詫びを受け入れて欲しい。また次回、いいな?」と説明したそうだ。

 モーターヘッドは数日前にもソルトレイクシティ公演を4曲のみで打ち切っており、空気が薄いため69歳のキルミスターがパフォーマンスをするには厳しかったと説明している。バンドはその後、コロラド州デンバーでの【Riot Fest】出演もキャンセルし、再び標高の高さを問題にあげた。モーターヘッドのツアー・スケジュールにおいて、その次の日程が今回のオースティン公演だった。

 バンドはFacebookの投稿にて、オースティンでの健康問題は“コロラドでの標高問題から引き継ぐもの”だったとしつつ、「レミーは出来るだけ早く戻って来られるよう努める。同じ理由により2日のサンアントニオ公演も中止します。レミーは適切な休息をとって回復し、再びエンジン全開となるでしょう」と綴っている。

 糖尿病であるとともに2013年には血腫を患っているレミー。これら健康問題が原因でタバコはやめ、彼のトレードマークだったジャック・ダニエルはウォッカへ切り替えている。



RO69(アールオーロック) 12月9日(水)12時14分配信

夏のアメリカ・ツアーで高山病や肺炎などによる体調不良のため一部の公演が中止になったモーターヘッドレミー・キルミスターは今では元気で、体調を気にされるのにうんざりすると語っている。

クラシック・ロック誌の取材に応えたレミーは身体の調子を心配されるのに閉口していると次のように語っている。

「『もうじき死ぬんですか?』っていう含みを持った質問にはうんざりしてるから。そもそももうその話題遅れてるから。俺もう元気だし。ライヴだってしっかりやって、最善を尽くしてるんだからさ」

「そりゃあ体調のいい日もあるし、悪い日もあるけど、でも、たいがいは元気なんだよ。前回のアメリカ・ツアーだってすごくうまくいったし」

さらに69歳になった今も引退は考えていないことを次のように説明している。

「60になって初めていろんなことがわかってくるんだよ。みんななんか年寄りなんて簡単になれるものだと思い込んでるみたいだけど、よくわかってないんだよね。むしろ、歳取っていくことで衝撃を受けていくものなんだよ。ただ、そこで重要なのは、俺はそこでへこたれたくないってことなんだ」

さらに「30過ぎてまで生きているとは思わない」とかつて発言したことを後悔しているかという問いには次のように答えている。

「俺はね、後悔ってことはしないんだ。後悔ってもんは意味がないから。後悔なんてしたところでもう遅いんだよ。もうやっちまったんだからしようがないだろ? そうやって生きてきちゃったんだから。やっちゃったことを変えようったってそれは出来ない相談なんだよ」

「もちろん、今だったら違ったやり方もあっただろうなと思うことはいくつかあるけど、重要な決心についてはそれはないね。どっちみちたいして結果は変わってなかっただろうなっていう程度のことばかりだよ」

「これまでの成り行きについては自分でも結構満足してるよ。世界中の人たちにたくさん喜びをもたらすことができたのかなって自分では思いたいんだけど。俺は自分には正直だし、人に対してもストレートに自分の気持ちを伝えてるよ」

また、糖尿や心疾患などの病気を患ったことで死を意識するようになったかという問いには次のように答えている。

「死は避けられないものだからね。俺の歳になるとそのことについては自覚ももっと強くなってくるんだ。でも、心配することじゃないんだ。心の準備もできてるし。死ぬ時は自分が一番好きで得意なことをやりながら死にたいね。明日ぽっくり死んでも別に文句はなにもないよ。充分楽しませてもらったから」

RO69(アールオーロック)

最終更新:12月9日(水)12時14分 RO69(アールオーロック)


RO69(アールオーロック) 12月24日(木)0時0分配信



本日12月24日に誕生日を迎えたアーティストの方々をご紹介します。



RO69(アールオーロック) 9月2日(水)18時49分配信

見事フジロックにも降臨し、8月28日(金)に新作『バッド・マジック』をリリースしたモーターヘッドだが、8月26日にはロサンゼルス市議会でその功績と活動40周年記念を称える式典が行われた。

式はホセ・フイザール議員によって執り行われ、議員は「本日はここにモーターヘッドの活動40周年記念を称えます。これはロサンゼルスでの音楽を称えることであり、そしてその音楽の歴史におけるモーターヘッドの役割を確認することでもあります」と呼びかけた。

「今年はモーターヘッドの輝かしい40年目の活動を標すものであり、この偉業は2015年から2016年にかけて祝福されていくことになります。バンドはまた世界ツアーに乗り出し、彼らの演奏の音量がうるさすぎるというのであれば、それはあなたが年取り過ぎたということです」

「この40年間、このバンドはそのアーティスティックな強味のみに執着し、どの世代でも勃興する音楽的な流行やトレンドには目もくれず活動を追求してきました」

なお、モーターヘッドはイギリス出身のバンドなのになぜここまでロサンゼルスで称えられているのかというと、レミー・キルミスターがLA在住であることと、バンドがこれまでに何枚もLAで作品を制作しているからだという。さらにフイザール議員は元ガンズ・アンド・ローゼズダフ・マッケイガンがコラムで「レミーモーターヘッド抜きにしては、ガンズ・アンド・ローゼズニルヴァーナメタリカもなかった。以上」と言及したことについて触れ、ガンズとメタリカがLA出身のバンドであるからにはモーターヘッドもやはりLAの音楽を育んだバンドなのだと称えている。

こうしたフイザール議員の賛辞に対してレミーは次のように答えている。

「俺たちの誰もロサンゼルス出身ではないので、これは本当にすごい光栄だよ。(ドラムのミッキー・ディーは)スウェーデン人、(ギターのフィル・キャンベルは)ウェールズ人、俺はイングランド人だからね。こっちに移ってきたのはずっと昔のことだけど、すごい気に入ってるから、こうしてもらえることは本当に光栄なんだよ。どうもありがとう」

なお、バンドは北アメリカ・ツアーを敢行中だが、その後行われたユタ州ソルトレイクシティーのライヴは途中で中止となり、その後のコロラド州デンヴァー公演も中止となっている。どちらも高地のためレミーが高山病にかかったからだとのことだ。

ソルトレイクシティー公演では頭3曲の後にいったん演奏は中止となり、10分ほど間を置いた上で再演を試みたが結局、演奏を諦め、レミーは「みんな本当に悪いけど、俺、背中を痛めててさ、まじで痛いからこういう高地ではうまく呼吸ができないんだ。ほんと、まじでごめん」とステージから観客に謝罪したという。

デンヴァーでもやはり高地での空気の薄さが問題でレミーの具合が悪くなったとバンドはフェイスブックで明らかにしている。

RO69(アールオーロック)

最終更新:9月2日(水)18時49分

RO69(アールオーロック)

個人の意見
Wikipediaより
レミー(Lemmy)、あるいはレミー・キルミスター(Lemmy Kilmister)の芸名で知られるイアン・フレイザー・キルミスター(Ian Fraser Kilmister 1945年12月24日 - 2015年12月28日)は、イングランド・スタッフォードシャー出身のロック・ミュージシャン。

 R.I.P.