タカミヤ社長交代


毎日新聞 1月7日(木)12時33分配信

 釣り具販売店「ポイント」を展開するタカミヤ(北九州市)は7日、高宮俊諦(としあき)社長(68)が会長に退き、後任に上田桂嗣(けいじ)専務(43)が社長に昇格する人事を固めた。2月1日付。社長交代は23年ぶりで、創業家以外の社長は初めて。少子高齢化による国内市場の縮小を見据え、若返りを図る。

 高宮氏は1993年に創業者で父の義諦(よしあき)氏の後を継いで社長に就いた。俊諦氏は交代理由について「年齢的なことと、外部環境も変わっている」と話した。現在、福岡経済同友会副代表幹事などを務めており、今後は社外活動に力を入れる。

 タカミヤは49年に創業した。「ポイント」は九州を中心に66店を展開している。北九州市のほか、中国に生産拠点があり、韓国にも出店している。15年1月期の売上高は202億円。【石田宗久】

最終更新:1月7日(木)12時33分


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