シマノジャパンカップへら釣り選手権大会 関東B大会 清遊湖

シマノジャパンカップへら釣り選手権大会
優勝=岩泉和斗 1回戦28・19kg 2回戦20・19kg 北向きB
準優勝=石倉義久 1回戦 25・96kg 2回戦13・31kg 南向きA
第3位=杉山達也 1回戦 20・35kg(両だんご) 2回戦17・20kg北向きB
第4位=戸井田祐一 1回戦21・79kg 2回戦13・21kg 南向きA
第5位=廣部良治 1回戦17・56kg 2回戦16・84kg 北向きB
第6位=西沢良純 1回戦10・43kg 2回戦12・55kg 南向きA

敬称略
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注釈=エサメーカーは自然環境保護を第一に、生分解を促進させる製品の研究開発をしており、現在販売されている製品の多くは自然界にいる細菌や微生物の働きで自然へ帰るようにできている。つまり栄養価の高い生命感溢れる釣り場の水を使用すると、わずかな時間であっても生分解が進むと考えられ、現在は皮肉にも、それがクワセエサであればダレとして現れると考える人が少なくない。そのため、クワセエサに使う“水分”に人工的なものを使用する傾向が表れている。
 同大会データを見ても、それは顕著だ。以下に記載されるクワセエサの水分は安定液効果や着色、炭酸気泡の含有を担っていると考えるべきで、この記事はそれを推奨するには至らないと了承願いたい。


優勝=岩泉和斗 1回戦 50枚28・19kg 2回戦 36枚20・19kg 北向きB
サオ=『普天元独歩』9尺
タナ=1m
ミチイト=0・8号
ハリス=上0・5号8cm 下0・4号30cm
ハリ=上『鬼掛へら極ヤラズ 鋒(きっさき) 』6号 下『がまかつ T1クワセマスター』3号
ウキ=『松下作』5番 パイプトップ 全7目盛中クワセエサが付いて3目盛出し 全長20cm カーボン足
アタリの出方=スパッ
バラケエサ=『粒戦』100cc+『粒戦細粒』50㏄+『セットガン』100㏄+水200㏄+『セット専用バラケ』100㏄を1・5cm大に付けて打ち始める。エサの調整は特になし。決めアタリを出すためにエサをいじらない。
クワセエサ=『感嘆』10㏄+『コカ・コーラ』15㏄を3mm大に付ける。
コメント「うれしいです! 」


準優勝=石倉義久 1回戦 45枚25・96kg 2回戦 26枚13・31kg 南向きA
サオ=『普天元独歩』8尺
タナ=1m
ミチイト=0・8号
ハリス=上下0・4号上8cm 下33~40cm
ハリ=上『OHバラサ』6号 下『OHへらサスケ』4号
ウキ=『扶桑』5・5番 1・2mm径ストレートパイプトップ全7目盛中空バリで4目盛出し カヤボディー5・6mm径5・5cm 全長18cm 1mm径カーボン足5cm
アタリの出方=チクッ
バラケエサ=『粒戦』100cc+『粒戦細粒』30㏄+水150㏄+『セットガン』150㏄+『セット専用バラケ』100㏄+『GTS』100㏄を2cm大に付けて打ち始める。アオリをもらえるようにする。カラツンが出たらハリスを伸ばす(←誤字ではない)。
クワセエサ=(『さなぎ粉』+『感嘆』)13㏄+『セブンイレブンで購入した水』10㏄を3mm大に付ける。
コメント「全国大会へ行けて、うれしい」

第3位=杉山達也 1回戦 40枚20・35kg(両だんご) 2回戦 27枚17・20kg北向きB
サオ=『普天元独歩』9尺
タナ=1m
ミチイト=VARIVAS『スーパーステージ マスタースペック へら 道糸』0・8号
ハリス=上下VARIVAS『スーパーステージ マスタースペック へら ハリス』上0・5号7cm、下0・35号32cm
ハリ=上『セット鈎』6号 下『グラン鈎』2号
ウキ=『忠相 TOURSPEC ARROW P 』L番 パイプトップ全9目盛中4目盛出し カーボン足
アタリの出方=ツン
バラケエサ=『粒戦』50cc+『粒戦細粒』50㏄+水200㏄で数分間放置後『GTS』100㏄+『セットアップ』200㏄+『セット専用バラケ』200㏄を1・5cm大に付けて打ち始める。ウキを動かし続ける意図として、エサのボソ感を残すため不用意にタッチを軟らかくしないようにしている。カラツンが出たら、バラケエサのなじみを入れるように意識する。
クワセエサ=(『さなぎ粉』+『感嘆』)12㏄+神奈川県の『水』10㏄を3mm大に付ける。
コメント「気合いで釣りました(笑)」

第4位=戸井田祐一 1回戦 33枚21・79kg 2回戦 23枚13・21kg 南向きA
サオ=『飛天弓皆空』9尺
タナ=1m
ミチイト=サンライン『へらびと道糸』0・8号
ハリス=上下『パワード へらハリス 奏(かなで)』上0・5号上8cm 下0・4号30cm
ハリ=上『OHバラサ』7号 下『かる玉鈎』4号
ウキ=『旭舟 契』2番 パイプトップ全7目盛中空バリで2目盛沈め
バラケエサ=『粒戦』60cc+『とろスイミー』30㏄+『粒戦細粒』30㏄+『セットガン』100+水200㏄+『セット専用バラケ』100㏄+『凄麩』100㏄+『軽麸』100㏄を1・5cm大に付けて打ち始める。ウキの動きが欲しいとき&カラツン対応も、すべて“握力調整”。
クワセエサ=(『感嘆』3+『感嘆II』1)を10㏄+水10㏄を3mm大に付ける。
コメント「良型が、クチを使ってくれたので釣りやすかったです」

第5位=廣部良治 1回戦 30枚17・56kg 2回戦 27枚16・84kg 北向きB
サオ=『飛天弓皆空』9尺
タナ=1m
ミチイト=1・0号
ハリス=上下0・5号上8cm 下30cm
ハリ=上『改良ヤラズ』7号 下『コム』5号
ウキ=『鏡月』5番 1・5mm径PCパイプトップ6cm全7目盛中空バリで3目盛出し ボディー6mm径5・5cm 全長23cm 0・8mm径カーボン足5cm
アタリの出方=スパッ
バラケエサ=『粒戦』1+『粒戦細粒』0・5+『セットガン』1+水2+『セット専用バラケ』1・5を2cm大に付けて打ち始める。ウキを動かしたいときは『セット専用バラケ』または『GTS』を追い足す。カラツンが出たらハリスを短くする。
クワセエサ=(『さなぎ粉』+『感嘆』)1+水1を5mm大に付ける。
コメント「場所に恵まれました」

第6位=西沢良純 1回戦 16枚10・43kg 2回戦 21枚12・55kg 南向きA
サオ=9尺
タナ=1m
ミチイト=0・8号
ハリス=上0・6号上8cm 下0・4号30cm
ハリ=上『OHバラサ』5号 下『コム』4号
ウキ=『鈴木一成作』 セルパイプトップ ボディー4・5cm 全長20cm カーボン足
バラケエサ=『粒戦』50㏄+『粒戦細粒』50㏄+『セットガン』100㏄+水150㏄+『セット専用バラケ』200。ウキを動かしたいときはでも、基エサを追い足す程度の調整。カラツンが出たらハリスを詰める。
クワセエサ=(『さなぎ粉』+『感嘆』)+水
コメント「全国大会も頑張ります」

上記も敬称略。