ノロウイルス猛威、近年ない型原因か


朝日新聞デジタル 12/13(火) 11:51配信

 国立感染症研究所は13日、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎の患者報告数が直近の1週間(11月28日~12月4日)で、1医療機関あたり17・37人に上ったと発表した。最近の同期比では2006、12年に次ぐ水準で、猛威をふるっている。近年流行していなかった型のウイルスが原因の一つとみられ、免疫のない幼児が集まる保育所などを中心に集団感染も発生している。専門家は予防のため、食事や調理前などに積極的に手洗いをするように呼びかけている。


 感染研によると、全国約3千カ所の小児科など定点医療機関から報告された患者数は11月から急増し、12月4日までの1週間では5万4876人。1医療機関あたりだと17・37人で、昨年同期比の3倍近くに上った。

 直近の1週間で患者数が最も多かったのは宮城の45・75人で、山形(33・47人)、三重(27・71人)、埼玉(26・73人)、東京(26・64人)、神奈川(23・62人)、奈良(23・09人)、宮崎(20・83人)、千葉(20・24人)、兵庫(20・12人)の計10都県で、警報レベルとされる20人を超えた。



個人の意見


 ノロウィルスに関しては「子どもがロドリゲスになった」と聞こえて(Rodríguez、Rodrigues)、なんだろうと思ったことがある。疑わしい症状が出たときは感染を広げてしまわないように、公衆トイレを使うような釣り場へ行かないようにしてほしいし、こういう時期は特にトイレへ行ったら手洗いをしっかりするように意識したい。

 いい加減な手洗い(手洗いすらしていない)で、うっかり喫煙や飲食をしたら、口腔内へ菌を運んでしまう。
 釣りをしながら缶飲料、ガム、おにぎり、弁当・・・普通の行為だが、その手は衛生的にどうか。

 でも塩素の消毒水(次亜塩素酸ナトリウム)なんかで手を洗って、強い漂白剤的カルキの臭いをさせていたら、きっと魚は釣れないだろう・・・きちんと手洗いすれば予防できる(手洗いしか予防策がない)のだから、食事は手首&指洗いまで含めた手洗いができる、食堂利用が無難なのかも知れない。

 ちなみに自分は、ノンエンベロープウイルスにも効果があると昨年発売された「酸性アルコール消毒剤(ハンドラボ|サラヤ株式会社製品や手ピカジェルシリーズの“手ピカジェルプラス”とかも該当)」を車内に常備。この時期だけにしようとは思っているが、これでインフルエンザも予防している。

 ご存知かも知れないが、現在「うがいはインフルエンザに効果が見られない」という説が噂になっている。
 インフルエンザにうがいは効果なし?厚生労働省が発表

 さらにメガネを掛けている人は、レンズが曇って視界が奪われるためマスクも耐えられない。

 風邪予防の呪文的文言「うがい手洗いマスク」のうち、2つがダメなら、消去法で徹底した「手洗い」しか残されていないのである。

 「風邪なんか、感染症なんか、自分は免疫力があるから大丈夫」なんて過信していると、いきなり感染してひどい目に遭う。そういう人を毎年見ているので、呉々もご注意を。