氷が割れたら...山中湖に危険な侵入者


2/12(月) 19:05配信 Fuji News Network

真冬の湖は、まさに危険と隣り合わせ。
万が一の事故に備え、地元自治体が立ち入りを禁止しているにもかかわらず、山中湖では侵入者が相次いでいました。



2/8(木) 18:48配信 テレ朝 news


 湖面が凍結した山中湖に危険を顧みず、立ち入る人が相次いでいる。なかには車で乗り入れるケースもあり、地元では絶対に入らないよう注意を呼び掛けている。

 富士五湖の一つ、山中湖。観光客が凍った湖面に立ち入って危険だという通報が山中湖村に相次いでいる。この日は富士山の写真撮影に夢中になり、凍った湖面に立ち入る人が続出。この状況に、地元の人たちは…。
 近隣住民:「(氷は)厚くない。落ちちゃう、湖に」「氷が薄い。助けに行った人が危ない」
 村によると、氷の厚さが10センチ以下の場所もあり、人が乗ると割れる恐れがあるという。村では、一日に2度、湖を見回るほか、看板を周囲20カ所に増設するなどして注意を呼び掛けている。しかし…。
 湖に立ち入った男性:「(Q.看板は見えなかった?)いや、看板はなかった。すみません」
 さらに、湖に立ち入ってとんでもない行為をする人も。
 山中湖村の職員:「きょうだけで朝4件(通報があった)。氷の上を車が走っていた」
 凍った湖に車を乗り入れる無謀な行為が横行しているというのだ。取材中にも氷の上を走る車を目撃。湖面に残る痕跡から車両は湖に乗り入れてしばらく蛇行した後、ターンして戻ってきたものとみられる。もし氷が割れて転落した場合、この気温では命の危険すらあるのだが、立ち入る人たちはというと。
 湖に立ち入った男性:「写真を撮りたかった。一応、きのう確かめた。氷の分厚さとか、目測ですけど」
 村では雨の日や気温が高い日は氷がシャーベット状になり、転落する恐れもあるので絶対、立ち入らないでほしいと注意を呼び掛けている。



2/9(金) 8:44配信


 山梨県山中湖村の山中湖で湖面の一部が結氷して観光客の立ち入りが絶えず、村は転落事故に注意を呼びかけている。厳しい寒さが続き、冬の風物詩「ワカサギの穴釣り」が4年ぶりに楽しめるかもと期待されたが、意外にも氷は薄いという。


 結氷したのは水深が浅い北東部と北部の一部。村によると、氷の厚さは10センチ以下。氷上に雪が凍った「雪ごおり」があり、一見厚く見えるが、「強度がないので極めて危険」と村の担当者は話す。立ち入り可能な氷の厚さは15センチ以上で、氷の質や気象の週間予報も参考に判断するという。

 「山中湖交流プラザきらら」「平野ワンド」周辺の結氷した湖面は雪原のように見える。1月下旬以降、富士山を背景に幻想的な写真を撮ろうと立ち入る観光客が絶えない。村役場には目撃情報が連日寄せられ、そのたびに観光課職員が注意に駆けつけている。

 村や観光協会、警察、漁協などでつくる「村氷上安全対策協議会」は、湖畔に立ち入り禁止を訴える約30枚の看板を立てた。中国語と英語も併記した。6日から朝夕、村の防災無線で氷に乗らないよう注意喚起も始めた。

 村によると、山中湖の湖面が完全に結氷したのは2006年1月が最後。13年と14年の1月にはそれぞれ1週間ほど、北東部の一部で穴釣りができるほどの氷が張ったという。村の小林正宏観光課長は「温暖化で年々凍りづらくなっている。年末から厳しい寒さが継続しないと、人が氷上に立てるほどの厚さに育たない」と話す。

 富士五湖の中で最も小さいため凍りやすい精進湖も、富士河口湖町役場によると今冬は穴釣りはできない。全面結氷したが強度が足りないという。河口湖も全面結氷したのは01年2月が最後。町役場によると、昭和30年代までは毎年、スケートができるほど凍ったが、近年は河口湖大橋より南東の湖面に薄い氷が張る程度という。西湖と本栖湖は、過去一度も全面結氷したことがない。本栖湖漁協によると、広くて深く、わき水が多いためという。(河合博司)



2/9(金) 8:16配信


 連日の寒さで、富士五湖の山中湖と精進湖の湖面に氷が張り、ワカサギの釣り船が沖合に出られない状態が出ている。山中湖では8日も乗合船が氷に阻まれ、出航を断念した。シーズンに入り、繁盛期を迎えているだけに、業者らは氷雪が緩むのを待ちわびている。【小田切敏雄】

 甲府地方気象台によると、標高約1000メートルに位置する山中湖の最低気温は7日が氷点下18.3度。8日朝も平年より7.6度低い同16.7度を観測した。4日以降、最低気温が同10度台となっている。

 山梨県山中湖はクジラの形をしていると言われるが、しっぽ部分に当たる同村平野の「みさき」地区では8日までの3日間、村の計測で氷の厚さが12センチに達した。その上に、積もって凍り付いた7センチの「雪氷」が載っている。

 8日早朝も同村平野の湖岸から、20人以上が乗り込むワカサギ釣りの乗合船「ドーム船」(長さ約14メートル、重さ約9トン)が出航を試みたが、断念した。業者の高村嘉司さん(64)は「こんなことは10年来なかった」とつぶやき、キャンセル連絡に追われた。

 氷上を歩こうとする観光客がいることもあり、村は氷の状態を確認。来週にも氷上安全対策協議会(会長・高村文教村長)を開催して対応策を協議する。

 五湖で最も小さい精進湖も他手合浜(たてごうはま)エリアを中心にほぼ全面凍結している。氷の厚さは薄い場所で10センチ、厚い場所では25センチになっている。浜近くのボート業、渡辺袈裟一さん(76)は「20センチもあるとモーターボートの力で氷を割るのはむり。(業者の)8割は釣り船を出していない」と話す。



2/8(木) 10:30配信 有料


 連日の厳しい冷え込みで結氷が進む富士五湖精進湖と山中湖を、山日YBSヘリで上空から撮影した。
 精進湖は、ほぼ全面が結氷し、湖面の氷が太陽光を反射して輝いていた。…本文:310文字

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個人の意見

 凍てついた(いてついた)ことを前向きに考えたら、今春の富士五湖、ド派手な乗っ込みが期待できそうだ。