釣り愛好会が命の恵み感謝 常陸大宮の久慈川河川敷


5/28(月) 4:00配信 茨城新聞クロスアイ
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水戸市の釣り愛好会「水戸さざなみ会」(宮田勇会長、会員15人)が20日、会発足以来55年目となったシーズンを終えた。納竿(のうかん)後には恒例となっている「魚霊祭(ぎょれいさい)」を常陸大宮市久慈川河川敷で開催、釣果と命の恵みに感謝した。

会の活動期間は「産卵期の魚は釣らない」と前年9月から5月まで。秋のハゼに始まり冬はワカサギや寒ブナ、春先はヤマベ(ハヤ)を狙う。年間16回の「釣り会」を県内の河川や湖沼で行い釣果を競っている。

この日は午前に各自がヤマベを狙った後、河川敷に集合。組み立て式の祭壇を設置して魚霊祭を行った。冒頭、宮田会長は「たまにはリリースするが大半は殺してしまう。その魚の供養なのでよろしくお願いしたい」とあいさつ。神主役の会員が祝詞を上げ、一人一人玉串をささげた。

精進落としでは手作りの豚汁も振る舞われ、釣り談義に花を咲かせた。


個人の意見

>会の活動期間は「産卵期の魚は釣らない」と前年9月から5月まで。秋のハゼに始まり冬はワカサギや寒ブナ、春先はヤマベ(ハヤ)を狙う。

ヤマベ=オイカワ
 繁 殖
産卵期:5~8月
産卵場所:水深5~10 cm、岸よりの流れが緩やかな平瀬の砂礫底で産卵する。
産卵行動:直径30~50 cmの産卵床に雌雄1対で産卵、放精する。雌は何回かに分けて卵を産む。
卵・仔魚:受精後の卵の直径は1.8~2.1 mm、2~4日で孵化する。

 たしかに乗っ込みを避けている(ただし、この時期に午前中ヤマベ狙いは、ちょっと危険だが)。
そういう釣りもあるのだ。