ガソリン高騰、150円超え


5/30(水) 14:19配信 朝日新聞デジタル

 ガソリンの小売価格が、1リットルあたり150円を超えた。3年5カ月ぶりの高水準だ。
 米国がイラン核合意から離脱し中東情勢が不安定になった影響が、ガソリン価格に及んだ。


 レギュラーガソリンの全国平均が28日時点で151・0円に達した。6週連続で値上がりし、1週間前より1・9円高い。日本エネルギー経済研究所石油情報センターが30日発表した。

 原油を原料とするガソリンの価格は、一昨年3月には112円まで下がっていた。

 しかし、中東の産油国でつくる石油輸出国機構(OPEC)が昨年1月、ロシアなどの非加盟国と原油の協調減産を開始。原油の価格上昇ペースが加速した。

 さらに、米国がことし5月初旬、イラン核合意からの離脱を決定。対イランの経済制裁を再開する方針を示し、イラン産原油の供給が減る懸念が広がった。南米の産油国ベネズエラの政治経済の混乱も原油価格を押し上げた。

 国際指標の「米国産WTI原油」の先物価格は、3年5カ月ぶりの高値である1バレル=約71ドルを5月初旬に更新していた。この流れがガソリン価格に波及した。

 ただ、足元のWTIは下落しており、29日は1バレル=66・73ドルで取引を終えた。OPECの加盟国と非加盟国が協調減産の見直しに入ったほか、シェールオイルの産地、米国で増産が進んでいることも原因だ。中東情勢に加え、これらの先行きも今後のガソリン価格に影響しそうだ。


■ガソリンの小売価格

全国平均  151.0円

北海道   151.3円

東北    150.5円

関東    150.4円

中部    151.4円

近畿    150.5円

中国    150.3円

四国    148.3円

九州・沖縄 154.6円

(レギュラー1リットルあたり、石油情報センター調べ)


個人の意見

 ゴールデンウィークのときも高いな~と感じていたが、先日、日曜に給油したとき価格ボードを二度見してしまった。給油する度に価格が上がっていくのだから当然だ。先月も高くて満タンなんてできないと思ったが、あのときに満タンにしておくべきだったか・・・。。

株価の話と混同して勘違いし、安くなるのかと思っていたから驚愕。

NY株まちまち、原油安でダウとS&P500種下落(25日)
5/26(土) 6:27配信 ロイター

5月25日金曜日-米国株式市場は、まちまちで引けた。原油安を受けてエネルギー株が下落し、ダウとS&P500種は小幅安で引けた。一方で、半導体株に支えられナスダックは小幅上昇。来週月曜日はメモリアルデーの祝日で米国株式市場は休場。3連休を前に、出来高は薄かった。ロイターの我謝京子が、ニューヨークからレポート。


さらに個人の意見

 先月でも高いと思ったのに・・・。

レギュラーガソリン、前週から横ばいの143.3円
4/18(水) 16:00配信 レスポンス
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資源エネルギー庁が4月18日に発表した石油製品の店頭小売価格週次調査によると、4月16日時点でのレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均価格は、前週と同じく143.3円だった。

地域別では九州・沖縄で0.2円、近畿と中部で0.1円値下がり。中国では0.3円、四国と東北では0.1円値上がり。北海道と関東は前週と同価格だった。またハイオクガソリンは154.1円、軽油は122.0円、ともに前週と同価格だった。

60万人の会員を持つガソリン価格投稿/愛車燃費管理サービス「e燃費」によると、4月18日のレギュラーガソリンの全国平均購入価格は134.6円/リットル(前週比-0.4円)、ハイオクは145.6円/リットル(-0.4円)、軽油は111.5円/リットル(-0.5円)だった。

なお資源エネルギー庁による平均値は「販売」価格の平均であるのに対し、e燃費は「購入」価格の平均。現実の購入でユーザーは安い価格を指向するので、購入価格平均は販売価格平均より安くなる。


《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》