女子ドン引き!男の冬ファッション、ワースト10 “和柄の刺繍”よりひどい1位は?


12/1(土) 9:00配信

週刊SPA!

 夏場と違って着こむアイテム数が増える冬場は、真のファッションセンスが問われるもの…。女子から「恥ずかしくて一緒に歩きたくない」と思われてしまうような落とし穴も、増える予感である。

 そこで今回は、全国の20代女性100人に『冬の男性ファッションでドン引きするのはどれ?』(※3つ選択)というアンケートを実施。編集部がリストアップした30種のファッションスタイルのなかから、ドン引きする冬ファッションを選んでもらった。

 果たして冬のファッションで絶対に避けるべきものとは!? 恋愛相談サービスLINE「トークCARE」のカウンセラー1位(2018年11月1日時点)で恋愛コラムニストの堺屋大地氏に、解説してもらいながら紹介していこう。

◆女性がドン引きする「冬ファッション」ワースト10位→同率5位

 まずは10位から同率5位までを一挙紹介。

10位…目深にかぶったニット帽&口元隠したマフラー巻き(23人)

9位…ネルシャツをボトムスにイン(24人)

8位…キャラ物のプリントパーカー(25人)

同率5位…中年太りのボアジャケット(27人)

同率5位…桜などの和柄刺繍が入ったデニム(27人)

同率5位…背中に和柄刺繍が入ったスカジャン(27人)

 10位から同率5位までは、およそ4人に1人の20代女性がドン引きしているという結果となった。堺屋氏に分析してもらおう。

「10位の『目深にかぶったニット帽&口元隠したマフラー巻き』は顔の半分ぐらいが見えないため、不気味さが漂ってしまうんだと思います。

 続いて9位の『ネルシャツをボトムスにイン』は、ステレオタイプのオタクコーデというイメージが根強く、ウケが悪い。ただしネルシャツ自体は、近年は普通にオシャレアイテムとしてイケメンたちも着ていますので、ボトムスにインしなければ大丈夫です。

 同率5位で並んだ『桜などの和柄刺繍が入ったデニム』と『背中に和柄刺繍が入ったスカジャン』といった和柄シリーズは、“輩(やから)”のイメージがあるからでしょう、安定のドン引き率を誇っています。20代女性とデートするときは、和柄は鬼門と覚えておいてもいいかもしれませんね」(堺屋氏)

 いよいよここからはワーストのトップ4。意外(?)なスタイルが首位を獲得しているため、刮目していただきたい。

◆4位…背中にスカルが入ったシャツやアウター(32人)

 トップ4の最初を飾るのは「背中にスカルが入ったシャツやアウター」。ロックスタイル好きの人は選んでしまうこともありそうだが…。

「“イキッてる感がイタい”、この一言に尽きるでしょう。中高生などの10代が着るならいいんでしょうが、スカルは成人した男性には着こなしが難しいモチーフです。オシャレ玄人が一周回って“あえてのスカル”として着るなら成立しますが、自信がないなら避けるのが吉」(堺屋氏)

◆同率2位…5枚ぐらい重ね着して着ぶくれ(35人)

 首位に肉薄してしまった同率2位、「5枚ぐらい重ね着して着ぶくれ」から紹介していこう。確かに着ぶくれしているとシルエットがダサくなってしまいそうだ。

「オシャレ度外視で、ともかく防寒対策として厚着したいんだという人がする分には、いいと思います。ただし、少しでも女子ウケを気にするなら、トータルコーデのシルエットは気にするべき。例えば、ヒートテックのインナーにニットトップスとダウンジャケットの3枚で、たいていの寒さはしのげるはずなので、コーデの厚みも考慮しましょう」(堺屋氏)

◆同率2位…肌が見えるほどのダメージデニム(35人)

 同じく同率2位の位置に付けた「肌が見えるほどのダメージデニム」は、近年再びトレンドアイテムとなっているが、なぜNG?

「これもスカルのアウターに通ずるところがあるのですが、成人したいい大人が穿くと、ムリして若ぶってる感が出てしまうんですよね。スタイルに自信がある20代男性ならまだ大丈夫かもしれませんが、30代以上のおじさんが穿くと“穴あきズボン”として見られてしまうのがオチ…」(堺屋氏)

◆1位…赤と緑の主張が強いクリスマスカラーコーデ(38人)

 不名誉なワースト1位を獲得したのは…「赤と緑の主張が強いクリスマスカラーコーデ」! 旬を取り入れたはずのコーデがなぜドン引きされるのか!?

「気を利かせてクリスマス演出したつもりの赤&緑コーデですが、完全に裏目に出てしまうということでしょう。約4割の20代女性がドン引きということなので、相当ウケが悪いということです。理由はいくつか考えられますが、やはり一番は赤と緑という派手な色同士の組み合わせが、“大人の男の魅力”と相容れないからだと思います。また、クリスマスが近いからとわざわざ狙いにいったという事実に、“サムい”と感じる女性が多いのかも。いずれにしても、いい歳してハシャぎすぎている感じ漏れ出てしまい、ドン引きされるのかもしれませんね」(堺屋氏)

 冬ならではのクリスマスカラーが最大の地雷だったことが判明した今回のランキング。ワースト10を避けつつ、自分なりの無難なコーディネートを見つけ出してほしい。<取材・文/日刊SPA!取材班>

【調査概要】調査方法:アイブリッジ(株)提供の「リサーチプラス」モニターに対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。調査期間:2018年11月21日 有効回答者数:全国の20代の女性100名

日刊SPA!

個人の意見

 忘れた頃に出てくる、和柄タタキ。

>同率5位…桜などの和柄刺繍が入ったデニム(27人)
>同率5位…背中に和柄刺繍が入ったスカジャン(27人)
>◆4位…背中にスカルが入ったシャツやアウター(32人)

 そういうことなら、数週間前に掲載された記事を参照願いたい。

 かつては、そんな安いものじゃなかったんだぜ、値段じゃなく、精神的にもね。


11/14(水) 22:13配信

みんなの経済新聞ネットワーク

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 1960年代~70年代の横須賀で流行したダンス「横須賀ジルバ(スカジル)」「横須賀チャチャ(スカチャチャ)」が11月3日、街ジャズイベント会場のドブ板通り広場(横須賀市本町2)で再現された。当日は、地元ビッグバンドの生演奏に合わせて、スカジャンを着たダンサーたちが華麗なステップを披露した。(横須賀経済新聞)

1970代の横須賀、「EMクラブ」のダンスホールで踊る日米の若者たち

 ドブ板通り周辺を舞台に開催された「横須賀トモダチジャズ2018」(11月3・4日)の特別企画として催された。同ジャズはプロミュージシャンやアマチュアバンドが集まり、2日間で10会場49ステージを展開。戦後ジャズの聖地だった「EMクラブ」(米海軍下士官兵集会所)全盛期の記憶をしのび、「当時のダンスシーンを再現しよう」と試みたもの。

 戦後の横須賀では、旧海軍軍楽隊からジャズメンに転向した人たちが数多くいた。1950年代、EMクラブを中心にジャズを演奏するクラブやダンスホールが横須賀には100軒以上あったという。当時、米兵たちのスーベニアとして、虎や龍、富士山など和柄の刺繍を入れたジャンパーが人気を集めた。やがて70年代になると、日本の若者たちの間にもファッションとして「スカジャン」(横須賀ジャンパー)が流行した。

 この頃、横須賀はナイトクラブ全盛期。ダンス好きな若者たちは、米兵たちと一緒に踊っているうちに、早いテンポのダンスが生まれ、「スカジル」「スカチャチャ」と呼んだ。横須賀と本牧のクラブを行き来した若者たちは、「横浜ジルバ(ハマジル)」に対抗し、″横須賀マンボ″(極端に細いマンボズボンの裾をくしゃくしゃにした米兵ファッション)をはいてスカジルをアピールしたという。

 中央ダンススクールの若梅邦江さん(63歳)は、「当時キャバレーを経営していた母親がスカジルを踊っていたのを覚えている。6ビートの軽快なステップが特徴」といい、集まった若いダンサーたちにスカジル・スカチャチャを教えた。

 ダンスグループのリーダーで米国ハリウッドでダンスを学んだ寺田直子さんは、「スカジルはイギリスの″ジャイブ″(クラブで踊るスタイル)に近く、ハマジルはアメリカの″ジャイブ″とよく似ている」という。「スカジルは動きがとてもシャープで、1930年代アメリカで踊られていた″シャグ″というダンスの中の″スリングショット″という技に近い」とも。「横須賀に駐留する当時の米兵から教わったか見て覚えて、地元オリジナルのダンスになったという誕生エピソードを聞いて、なるほどと思いました」とコメント。

 横須賀トモダチジャズの企画担当者は「EMクラブの記憶を発掘しながら、ジャズバンド生演奏で踊っていた当時の雰囲気で、日米交流ダンスパーティーを実現させたい。今後もスカジル・スカチャチャを広めていけたら」と話している。

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