「シマノ」偽商品事件、定価の半額程度で販売 大阪府警


1/21(月) 19:42配信


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 自転車部品や釣り具の製造で知られるアウトドア用品メーカー「シマノ」(堺市堺区)の偽商品を販売目的で所持したとして、男女3人が大阪府警に逮捕された事件で、3人が定価の半額程度で偽商品を販売していたことが21日、府警堺署への取材で分かった。府警は3人が中国から格安で偽商品を仕入れ、販売していたとみている。

 同署によると、商標法違反(販売譲渡目的所持)容疑で逮捕されたのは、大阪府松原市のネット販売業、木村友昭容疑者(38)ら3人。

 木村容疑者の逮捕容疑は21日午前、自宅で偽のシマノ製パーカを販売目的で所持したとしている。同署によると、木村容疑者は「海外サイトで購入したシマノの偽物を売っていた」と容疑を認めている。

 同署は同日、木村容疑者宅などを捜索し、シマノ製の偽物とみられるTシャツや帽子のほか、釣りで使うレジャー用ライフジャケット「フローティングベスト」など22点を押収。商品の発送伝票なども見つかり、府警は木村容疑者らがインターネットのオークションサイトを通じて販売していたとみて調べる。

 同サイトには、高級ブランドや人気商品の偽物の出品が後を絶たない。シマノによると、模倣品対策の担当者を置いているが、フローティングベストも模倣品の被害に遭っている。

 同社のベストは「日本小型船舶検査機構」が認定した浮力や強度の性能基準をクリアしているが、模倣品は安全性が保証されていない。同社は「安全向上に寄与する大切な製品で、模倣品は生命の危険にさらされる場合もある」と注意を呼びかけている。

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