今日はスーパームーン! 2019年に見られる満月ガイド


2/19(火) 19:23配信

ハーパーズ バザー・オンライン

2月19日は満月。今日はすっきりしない天気だが、そもそも2019年は印象的な夜空を幾つも見ることができる年というのをご存じ? 英『カントリー・リビング』誌が、すべての天文ファンに向けて、2019年の満月リストを公開。日付はもちろん、名前や由来など、これを知っておけば、満月の夜がよりロマンティックに楽しめるはず。さっそく2~5月の満月リストをチェック!


満月の名前の由来とは

毎月の満月にはそれぞれ名前が付けられているが、もともとはネイティブアメリカンの部族に関連しているという。グリニッジ天文台天文学者パトリシア・スケルトン氏によると、「1000年の間、月は季節の変化を追跡し、狩猟、植栽、収穫に最適な時期を決定するために役立てられていました。月ごとの満月に与えられる名前は、満月が現れる時期の自然か気象条件に関するものでした。満月の名前は文化によって異なりますが、現在一般的に使われている名前は、ネイティブアメリカンによって付けられたものです」

2月19日:スノームーン

北米に大雪が降る2月の満月の名前は「スノームーン」。『オールド・ファーマーズ・アルマナック』によれば、この時期は狩りが難しくなることから「ハンガームーン」と呼ばれることもある。今年のスノームーンは19日で、今年2度目のスーパームーンにもなる。『アーススカイ.com』によれば、2019年に見ることができる3度のスーパームーンの中で最も大きなものになるというから、お見逃しなく。

3月21日:ワームムーン

今年3度目のスーパームーンとなる「ワームムーン」がやってくるのは21日。この名前は、気温が上がり始めるのと同時にミミズなどの虫(=ワーム)が土の中から出てきて、渡り鳥が戻ってくるという春の始まりに関連している。他にも、「クロウムーン」や「サップムーン」、「レンテンムーン」などとも呼ばれている。

4月19日:ピンクムーン

「ピンクムーン」と呼ばれている4月の満月だが、このピンクは月の色のことではない。春先に北米で開花する野の花の色から名付けられた。他に、「スプラウティンググラスムーン」、「エッグムーン」、「フィシュムーン」とも言われるが、後者は魚が産卵するために川を遡ってくる時期であることが由来となっている。

5月18日:フラワームーン

5月に牡丹やライラック、ブルーベルが花を咲かせることを考えれば、この月の満月が「フラワームーン」と呼ばれることも納得。満月になるのは18日だが、6日には1年の中で最も魔法のような流れ星を見ることができる「みずがめ座エータ流星群」の活動が極大を迎えるので、こちらも見逃せない。

Translation: Ai Ono From Country Living

個人の意見

>「エッグムーン」、「フィシュムーン」とも言われるが、後者は魚が産卵するために川を遡ってくる時期であることが由来

 『乗っ込み』も、大潮がきっかけになることがあるので、あながち外れていない。